駐妻たちの大好物ご紹介。
集まって茶~しばいてピーチくぱーちく、時にネチネチ話すこと(笑)
ちょっとトゲありすぎたか。
その中でもこの話題はお気に入り。
ザ・新人さん
だいたいが前任の人が帰る前にもたらす新人情報と
先に現地入りしている旦那さんから
どこかの旦那さん経由で駐妻の耳に入る情報をもとに繰り広げられるんやけど
これが怖いくらいに正確で細かかったりする。
一例。
「お子さんは2年生と4年生らしいわ。どっちも女の子。」
「東京からくるらしいわね」
「どうも英語ができるらしいのよ」
「英文科ご卒業らしいわよ、東京の四大」
「あぁ、どうりで英語がね」
「なんか、お菓子作りとかもお上手らしいわ~」
「うちの子と同級生になるのか~。もうこれ以上インターの同じ学年に日本人いらないわぁ。」
とまぁ、まだ見ぬ新人さんに対して、ワクワクしたり、迷惑がったり。
まだ会ってないのにようそこまで。
だから、あなたが初めまして、とあいさつした日には
名前どころか、出身地、学歴、趣味まで把握されちゃってる可能性が。
もちろんそんなそぶり、微塵も見せるわけない。
で、あなたがやってきた日、駐妻が取る行動には2タイプある。
今日はタイプ1をご紹介。
その名も、「声掛けするっとスネーク イン」
ロビーで会うと、ふわ~と寄ってきて、ご挨拶。
「初めまして、ですよね?」
よう言うわ。そこのコンドミニアムの日本人全員把握してるやんか。確実に「はじめまして」やん。
あいての自己紹介そこそこに切り出す。そりゃぁそうだ、その辺の情報、もう知ってますねん。
「海外赴任は初めてですか?」
これは、ランク付き駐妻には外せない質問だ。
もし海外赴任が初めてだと、1日でも長くその土地にいる人間の方が格が上になる...そうだ。
ところがこの新人さんが、2回目、3回目の赴任ときたら
これは、やっかい。安易に下扱いができなくなる。
でも、その土地の赴任歴は新人さんの方が短いわけだから、カテゴリー別で格が上がったり下がったり。
面倒くさいな、もう。
初めてだと知ると、喜んで上から目線の会話がスタートされ、駐妻経験済みだと敬語でのやり取りが続く。
「で、英語とかはどうなんです?」
結局、ここが一番聞きたい質問なんやと私は思う。
もちろん、「できる」的な話は聞きたくない。
以前、ほかの新人さんの前情報で、英語ぺらぺらという情報が入った時
「あ~やだ、次の新人さん、英語できるんですって」と言ってるのを聞いちゃったからだ。
実は、わたくし、曲りなりにもその手の学部を卒業しているもんやから
その時知ったわけで、私もこうやって来る前から嫌がられていたのか...と。
なんか、ちょっと凹んだの覚えてる(笑)
英語というカテゴリーの格差は大きく、下に格付けされた場合は、他のカテゴリーで下扱いされるよりも悪いっちゅうことなんやろか。
え?ほな、つまり、カテゴリー自体にもレベルがあるといのか。
もう、ほんま、どうでもええわ。