駐妻生活は住む環境、状況によって、起きることも様々。穏やかに時が流れるところもあれば、時に凍りつくような事態になることも....
よく言うのは、一度失敗する、または一度悪い印象を与えてしまった場合
二度と這い上がれない
たとえば
日本人同士って語学的要因ももちろんあるだろうが、どうしても、やっぱりかたまって過ごしてしまう傾向があると思う。
「せっかく海外に来たんだし、現地の人たちとも仲よく、子供もその方がいい経験ができる」
そう思い、学校の行事でもできるだけ現地の人たちと行動を共にしていた。
とても前向きで、できればそうしたいと思うところだと思う。
しかし、しかし、
「あの方ね、日本人のこと毛嫌いなさってるのよ。」
から始まり、
「会ったところで、ろくすっぽ挨拶もしないのよ~。」
と気が付きゃ、そんな事になってもうてるっ!!
見よ、この飛躍の仕方を!!
彼女はコンドミニアムで会った日本人に会釈をして挨拶をしていたというのにこう言われてしまっていたのだ。
しかし恐ろしいのはこれだけではない。
日本人の多くが数年の任期で海外へ赴任してきている。
このネチネチ言う方々もほどなくして帰国し、同社の次なる家族が赴任。
そのやってきた彼女が言った。
「〇〇さんって、日本人のことを毛嫌いなさってるんでしょ?前任の方から聞きまして、気を付けた方がいいわよって」
なんと、旧駐妻から新駐妻への申し送りがなされていた!!
冒頭で申しました通り
二度と這い上がれないのでございます。
そういうこともあったというお話・・・