横浜セグウェイの風景
Vol.8
旧生糸検査所と帝蚕倉庫事務所
ツアーがスタートしてまもなく、横浜第二合同庁舎前を通過します。かつてここは1926(大正15)年創建の「生糸検査所」でした。製糸業が日本の主要産業だった時代に、海外へ粗悪品が出ないよう厳重に検査された施設です。
「キーケン」の愛称で親しまれ大正モダニズムを今に伝える建造物でしたが、1990年に一旦解体。その後元の姿を生かして再建され現在の合同庁舎となりました。正面玄関上部には、桑の葉をあしらった「蚕蛾」の紋章が埋め込まれています。
そして馬車道駅上を右へ折れると北仲通り沿いに旧帝蚕倉庫事務所(生糸倉庫事務所)が見えてきます。こちらは同じ1926年建造のオリジナルです。北仲地区は大規模な再開発で4棟あった倉庫は次々と解体され、この事務所だけがかろうじて現存しています。
正面入口には「KITANAKA Brick & White」と刻まれています。
この先へ進んでいくと、新たに誕生したばかりの商業施設「北仲ブリック&ホワイト」や「横浜市役所新庁舎」があります。
目の前に新しい高層ビルが立ち並ぶ中で、一瞬過去にタイムスリップするような新旧混在状態は胸を突く迫力があります。
<ガイド : John / じょん>
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