ニュージーランドはホークスベイのワイナリー
“シャトー・ワイマラマ”。

先日、パリの星付きレストランでもオンリスト
されているシラー100%の「kiraraka 2013」を、
虎ノ門の会員制レストラン『アララト』さんの
料理と共に楽しみました。

同店の訪問は3度目になりますが、

オーダーしたボトルワインに合わせ、
ソースや調理法をアレンジしてくれるという
アプローチが興味深い!

今回もキララカに寄り添う
オリジナリティあふれるお料理を
ご提案いただきました。


◆1品目:ウナギのラヴィオリ

ウナギの白焼きを、薄くスライスした

コールラビのピクルスで挟んだ一品。


うなぎのリッチなフレーヴァーと

野菜のシャキシャキした食感・酸味との

コンビネーションが絶妙で、うざくのようなニュアンスで

楽しむことができます。

中に挟まれた穂紫蘇や日向夏の皮が清涼感を更にプラス。

そこにkirarakaの滑らかな質感と心地よい

スパイス感が重なってゆき、ウナギの上品な

旨みを見事に引き出してくれます。



◆2品目:ブルターニュのオマールブルー キヌアフリット

表面にキヌアフリットをまとったオマールブルーは

プリッと緻密な食感で、表面の香ばしさとの

コントラストが楽しい!


パプリカソースにオマールの出汁を加えたもの、

そしてアイオリソースの2色のソースを

たっぷり絡めていただきます。

kirarakaの果実の凝縮感が、甲殻類ならではの

香ばしさや凝縮したソースの旨みに溶け込んでゆき、

予想以上に好相性。


シラーとオマールがここまで調和するとは、驚きでした。



◆3品目:Nz産仔羊の鞍下肉のロースト アララトソース

香草パン粉をたっぷりまとったニュージーランド産の仔羊は

「アララトソース」と呼ばれるハーブを加えた

秘伝のバターソースといただきます。

肉質は柔らかく、甘味と旨みにあふれていて、

そこに香草の香味とパン粉の食感、

バターソースのリッチな味わいが加わることで、

ボリューム感のある逸品に。


そこにkirarakaの清涼感が重なることで、

料理に軽快さが与えられ、飽きることなく

スイスイどこまでもいただけるのです。


どのペアリングも、ワインの持つ様々な個性を
引き出してくれてとても印象的でした。
貴重なペアリング体験に感謝🙏🏻✨