こんばんは。
週末はいかがお過ごしですか?
来週から色々なイベント盛りだくさんなので、
ゆっくり過ごしてエネルギーを蓄えています。
さて、先日のことになりますが……
オープンして13年になる青山の『ビストロ ブノワ』が、
パリ本店により近い装いにリニューアル!ということで、
お披露目会にお伺いしました。
オープン当初、仕事でもかかわったことのある同店、
あれから13年経ったのかと思うと、時の経つのは
早いものです。
乾杯はMUMMグラン・コルトンの6ℓマチュザレム!
ブノワレッドと見事に調和する、華やかなシャンパーニュで
賑やかに会はスタートします。
今月より新エグゼクティブシェフに就任された
セバスチャン・ルソー氏より挨拶が。アラン・デュカスの
『プラザアテネ』で研鑽を積んだ後、数々のレストランを
経て、再びアラン・デュカスの料理哲学への信念を
再確認して、同グループに復活したのだとか。
日本語が流暢で、愛嬌がある方です。
真新しいブノワレッドのソファにて、彼のお料理を
じっくり堪能させていただきました。
マムに合わせて、おなじみのグジェールとタスマニア産
サーモンのマリネを。
そして、お次に登場したのが、プリっとした食感がたまらない
オマール海老のサラダパリジェンヌ風。ロワールの
シュナン・ブランの黄色い果実感が料理に心地よく
寄り添います。
メインにいただいたのは、淡泊ながらしっかりとした旨みを
秘めたスペイン乳飲み仔豚のロース。
添えられた、ホクッとしたジャガイモのフォンダンも
言うまでもなく、羊肉との相性ばっちり。
ローヌのスパイシーさとエレガントさを併せ持つ
シラーが、緻密な肉質にキレイに溶け込んでいきます。
そして、デザートは……もうまもなく日本橋にオープンする
「ル ショコラ アラン・デュカス 東京工房」のショコラを
使用したショコラとキャラメルのブノワ風と牛乳の
アイスクリーム。
ショコラの濃厚さと滑らかさにハッとさせられ……
そしてアイスクリームの濃密さと清涼感の妙の
虜になり……至福の味わい。
一品いっぴんのポーションがしっかりしていて
かなりの満足感。最近少ないポーションで皿数が多い
コースをいただくことが多いので、ある意味新鮮で、
充実したディナーでした。
同店の開放的な非日常空間と、肩ひじ張らない
アットホームな空気感との妙がたまりません。
パリにエスケープしたかのようなひとときを
過ごすことができました。
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ビストロ ブノワ
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