こんにちは。
 
少し前のことになりますが……
9月にオープンした話題の商業施設『GEMS恵比寿』
7階に誕生した、「遠藤利三郎商店」の新業態
『Restaurant La Reléve』さんへおじゃましました。
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フランスの「森の魔術師」ことレジス・マルコン氏のもとで

研鑽を積んだシェフの料理は、ベースはクラシカルで奇を衒わず、

しみじみ味わい深い逸品ばかり。そこにモダンな演出が加わることで、

洗練されたコースに仕上げられています。

 

早速、いただいたお料理やワインをご紹介させていただきますね。

 

ワインは「テロワール」というフランスをメインとした

デギュスタシオンコースをご用意いただきました。

 

Taittinger Brut Réserve  NV

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乾杯はシャンパーニュ テタンジェでスタート。爽快さと奥深さが

織り交ざった絶妙なバランスを堪能しながら、目前に並べられた
かわいらしいアミューズたちに舌鼓を。
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冷製アミューズは鰯のマリネや生ハムメロンなど、
みなシャンパーニュがシュワリ心地よく溶け込むような、
華やかな一品に仕上げられています。
温製アミューズのマドレーヌとドフィーヌはワインボトルの瓶口
部分に並べられ……遊び心あふれる演出がまた楽しい。
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お次のお料理は……

タスマニア産サーモンのショーフロア 根セロリのクロッカン
×Les Arums de Lagrange 2015
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お次は根セロリの香味を優しく効かせたサーモンのショーフロア。

こちらに合わせていただいたのは、ソーヴィニヨン・ブランの

爽やかさとセミヨンのなめらかさのアッサンブラージュが絶妙な

レ・ザルム・ド・ラグランジュ。サーモンとSBの、言うまでもなく

完璧なマリアージュ^^

 

 

食事もワインもタイプがゆえ……

ふっくら香ばしいバゲットも進む進む。

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フランス ベリー産レンズ豆の煮込み 胸腺肉と秋トリュフ 燻製卵添え

×Mouton Père et Fils Condrieu 2013

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お次はレジス・マルコンのエスプリが詰まったスペシャリテの登場!

安堵感誘うレンズ豆の優しい味わいに、トリュフやフォアグラ、

燻製卵があしらわれることで、素朴さとゴージャスさが融合した

印象的な逸品に仕上がっています。そこに寄り添うのは、

南フランスの「お花畑」こと?ローヌのヴィオニエ。仄かに

熟成のニュアンスを呈していて、滋味深く料理に溶け込みます。

郷土を意識したペアリングはやはりナチュラルに馴染むなぁ

と改めて実感。

 

 

 

北海道産 真子鰈のムニエル 

赤パプリカのソース ピマンデスぺレット風味

×Chateau Bas le Temple Rosé

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赤パプリカソースの鮮やかな香りに彩られたマコガレイに

合わせてご提案いただいたのは、開放感にあふれた

プロヴァンスロゼ。グルナッシュの華やかな果実味が

柔らかく溶け込んでゆきます。

 

 

ジントニックのグラニテ

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お口直しはジン・トニックの大人の味わいで攻めてきます。

ペタセタキャンディのパチパチした食感もあいまって、

口の中がスッキリ、リセットされてゆきます。

 

 

フランス ランド産 鳩のヴィエノワーズ風 

天然茸とアンディーヴのソテー添え

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メインの鳩肉には2種類のワインを合わせて。

×Serafin Pere & File Gevrey Chambertin 2008

×La Chartreuse de Beauregard Pomerol 2011

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セラファンのジュヴレ・シャンベルタンは力強くも透明感にあふれ

仄かな鉄っぽいニュアンスが鳩の野性味と調和します。

一方ボールガールは、ポムロールならではのメルローのきめ細やかな

タンニンが、鳩の緻密な肉質と心地よくマッチ。

いずれも甲乙つけがたいマリアージュの妙を体感しました。

 

 

10月の畑の野菜

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季節の野菜にパリッと香ばしいパートフィロで包んだ鳩を
沿えた一皿。満腹なのに食感が軽やかなので、最後まで
スイスイいただけてしまいます。
 
 
そして、いよいよベツバラを始動させる時がきました。
 
アヴァンデセールは爽やかにはじける柑橘のニュアンスと
滑らかな食感を楽しめる温州みかんのプリン。
 
そしてグランデセールは……ムッシュマルコンの栗のタルト。
こちらもレジス・マルコン仕込みの一品で、洋ナシの赤ワイン煮込みと
ダークラムのグラスが添えられた、オーセンティックな一品です。
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Chateau les Hauts de Caillevel Monbazillac Blanc 2007

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そして、最後にサービスでご提供いただいたのは……
普段なかなかいただく機会が少ない南西地方はベルジュラックの
甘口ワイン、モンバジャック。凝縮されたトロピカルな果実味と
オイリーで滑らかな口当たり……そこに伸びやかな酸が加わり
飽きの来ない洗練された味わいにまとまっています。トロピカル
フルーツのソースを合わせる感覚でデザートと共にじっくり
楽しませていただきました。
 
 
そして「食後の一杯」のラインナップも驚くほど豊富。
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今回はハーブティーをミニャルディーズと共に楽しみましたが、
Nespressoプロフェッショナルも気になって……
どれも魅力的で悩みどころでした☆
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以上、長シェフと林ソムリエ最強タッグによる
ドラマティックな一連コースを大満喫。
印象的なお料理とホスピタリティあふれるサービス、
そして魅惑のマリアージュ体験を本当にありがとうございました。
 
また今月もお邪魔する予定なので、今からとても楽しみです。
 
 
 
 
informationメモ
Restaurant La Relève