おはようございます!
日曜日。いかがお過ごしでしょうか?
先日のことになりますが……
パリの老舗ワインマーチャント(ワイン商)
LEGRAND Filles et Filsよりジェラール氏を
お招きしたランチ会が開催されました。
中島董商店 布施さまのご尽力のもと、
ルグランと縁のある厳選ワインを、背景にある
ストーリーや想いをうかがいながら味わう贅沢な
ひとときでした。
![シャンパン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/257.png)
Tarlant Extra Brut NM
乾杯はルグランのオリジナルラベルのタルラン♪
ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネを均等にブレンドし、
少量のドサージュで、それぞれの品種の個性を
美しく引き出した、洗練されたシャンパーニュ。
![白ワイン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/255.png)
Bourgogne / Dauvissat Chablis 2012
お次はシャブリの名手、ヴァンサン・ドーヴィサが登場。
ルグランとは1960年代からのお付き合いがある
特別な造り手なのだとか。シャブリならではの凛とした
フレッシュさの中に厚みや奥ゆかしさも感じられる、
美しい1本です。
Bordeaux / Les Champs Libres Bordeaux Blanc 2013
シャトー・ラフルールのオーナーであるギノドー家が
同じ哲学を持って挑戦するボルドー右岸のソーヴィニヨン
ブラン。単一品種で左岸ともロワールとも違う、
オリジナリティあるソーヴィニヨン・ブランのスタイルが
完成されていて興味深い。この品種のさらなる可能性を
実感させてくれる1本。
![赤ワイン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/254.png)
Beaujolais / Jules DesJourneys Fleurie Les Moriers 2010
今回、我々がピノ・ノワール好きなのを分かっていて
あえてボージョレ地区のワインをセレクトしたのだとか。
チャーミングさが前面にでているタイプとは一線を
隠した、複雑味や旨みを感じる「大人なガメイ」。
ほどよい熟成感もあり、フレッシュ&フルーティーだけには
おさまらないガメイの新たな一面を垣間見ることが
できました。
Bordeaux / Domaine l'Aurage Cotes de Castillon 2007
お次はボルドーはコート・ド・カスティヨンの美しい
メルロー。しなやかなタンニンと完熟した黒系果実が
キレイに溶け込んでいて、絶妙なバランスに仕上がった
お手本のような1本。まだまだ進化するであろう
これからの熟成ポテンシャルをも感じさせてくれました。
![白ワイン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/255.png)
Bordeaux / Sauterne Château Rieussec 2005
さて、最後に登場した黄金のデザート、ソーテルヌ。
バロン・ド・ロートシルトグループが贈る、しなやかで
濃密な一杯です。完熟したアプリコットやパイナップルの
アロマと蜜蝋のような奥ゆかしい甘美な甘味が
口いっぱいに広がり、どこまでも長い余韻を残します。
この日のためにオーダーしたアミュゼのランチ
プレートと共に……そのマリアージュをも堪能。
どのワインもオリジナリティが確立されていながら、
芯には共通する“エレガント”さを感じることが
できるのが興味深い。
ルグランの求めるワインのスタイルと信念を
垣間見ることができ、そして何よりジェラール氏の
ワインや造り手への愛♡をひしひしと感じることができました。
![{D8417F0E-EBC0-4CB0-997A-350B0B2CBDC2}](https://stat.ameba.jp/user_images/20161103/00/segawa-azusa/40/1e/j/o0480036013788506972.jpg?caw=800)
ジェラール氏と畑先生と。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
information
L'ecole du Vin