しっとりと。背筋がのびるような、凛とした
エクストラブリュットです。
お水はスティルをお願いしましたが……
こちら秋田の銘酒『新政』の仕込み水なのだとか。
オリジナルボトルがまた素敵☆
そしていよいよお料理のスタート。
今回もまた大好きなお料理が組み込まれている
「より道」コースをセレクト。ランチだと常にこちらを
頼んでしまいます……
パンにつけていただくお豆腐とサワークリームそして
オリーブオイルのディップは相変わらずうなるほど美味。
そして不朽のスペシャリテ「定点~」が登場。
この時期使われる野辺地蕪(のへじかぶ)はジューシー且つ
「甘さではじまり辛さで終わる」という緩急が楽しい逸品。
3つのアプローチでいただく鮎の料理は、一皿の中に
バランスよく組み込まれた五味と、プリッと艶がある意外な
食感が印象的。鮎の旨味が凝縮したコンソメもまた
奥深く、心と体に沁みる味わい。
Beau Paysage Kurahara Nuage
こちらでいただいたのは、ボー・ペイサージュの
ソーヴィニヨン・ブラン。爽快なだけではない「滋味深さ」が
香魚の五味とマッチします。
そしてお待ちかねのスペシャリテが……
この時期の「アップルパイの様に #19~」はお肉を
一切使用しない江戸前仕立てで登場!パイの中には
穴子やはまぐり、手長エビといった海の恵みに、浜の香りの
ソースが詰まっています。
ここで供されたプスドールの熟成ヴォルネイの滋味深い旨みが、
パイのヴェールを纏っていた穴子やゴボウの味わいを
より一層魅力的に引き出してくれました。
そしてデセールへ……
「Mont vert 緑の山」という名のついた、グリーンの
モンブランのような一品、こちらはそら豆のクレームと
桑の実のコンフィチュールを使用した、ほんのり和を
感じさせてくれるデザートです。トンカ豆のアイスクリームの
優しい甘味が余韻に心地よく広がります。
そしてお決まりの「world peace」。凝縮された落花生の
キメるところがまた、なんとも心憎い演出です。
くださっているのがまた嬉しいですよね。
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