こんにちは。
ここちよく晴れた週末、
いかがお過ごしでしょうか?
年賀状の準備なども始めなくてはいけませんね><
さて、11月は山梨のワイナリーに幾つか
訪れたので、ちょっとその記録を
綴っておきたいと思います。
まず、先日おじゃました明野・ミサワワイナリー。
中央葡萄酒さんの日照量日本一という
明野の畑は、とても広々としていて
開放感にあふれています。
ぶどう畑は収穫が終わり、ちょうど
ほっとした表情をみせていました。
こちらでは甲州という日本を代表する
品種を、日本で主流の棚仕立てではなく
垣根仕立てで栽培するという挑戦を
されています。
日本の高湿多雨な気候は、
生食用の瑞々しいぶどうを栽培するのには
向いていますが、糖度が凝縮された
ワイン醸造用のぶどうを育てるのは
とても難しく……
世界に通用する甲州ワインを造るため、
さまざまな試行錯誤がなされているのです。
畑をご案内いただいた後は、
ランチ&テイスティングタイム。
今回は醸造責任者の彩奈ちゃんが、
昔修業をしていたというアルゼンチンのワイナリー
CATENAとグレイスを飲み比べるという
非常に興味深い試みでした。
パワフルなカテナと洗練されたグレイス……
それぞれタイプが真逆なのですが、
雑味がない清らかさは共通しています。
畑を見せていただいたばかりの垣根甲州や
希少な『キュヴェ三澤イヌイ』など、
貴重なラインナップを味わうことができ幸せ!
帰りにショップで大好きなグレイスロゼと
2015年の山梨ヌーヴォー、セレナ甲州を購入。
夕暮れ時の富士山があまりにも美しくて
感無量でした。
ワイナリーの建物内は趣があり長い歴史と
伝統を感じさせてくれます。
オーナーでいらっしゃり、業界の第一人者で
いらっしゃる大村さんの解説をうかがいながら……
シュールリーの甲州と樽貯蔵甲州の比較にはじまり、
シャルドネやメルローなどのヨーロッパ系品種に
至るまで、様々なラインナップをテイスティング
させていtだきました。
醸造設備の見学も。
除梗破砕機やプレス機など……
実際に見ることで、ワインの醸造工程の
イメージも膨らみます。
こちらでは、ヴィオニエ&甲州、カベルネ&
マスカットベーリーAなど、珍しい
アッサンブラージュがなされている、
オリジナリティあふれるワインが印象的。
ワイナリー内も楽しい解説とともに見学させて
いただき、とても勉強になりました。
以上、11月に訪れたワイナリーの備忘録。
日々美味しくワインをいただけるのも、
造り手さんのすばらしい技術と努力の
賜物なのだと、改めて実感させられました。
これからも感謝して、ワインを楽しみたいと思います^^
information
中央葡萄酒(グレイス)
丸藤葡萄酒工業(ルバイヤート)
本坊酒造(マルス)