こんばんは!
少し前のことになりますが、
東銀座の「リストランテ ソットラルコ」で
素敵なワイン会が開催されました。
今回の講師は気鋭のワイン・テイスター、
大越先生!ワインのみならず、先生の流暢な
テイスティングコメントにも酔いしれながら、
伊藤シェフによる味わい深いお料理を
堪能しました^^
今回はフレンチとイタリアンのコラボ
ということで……ワインもイタリアとフランスが
交互に登場!いずれもフィラディス さんが
扱っている厳選ワインの数々です。
ラインナップをご紹介します。
アミューズ
ホワイトアスパラガスの冷前菜
×NV Cuvee Sainte Anne Brut Chartogne Taillet
アミューズは八丁味噌を使ったクリームチーズと
生ハム、そして前菜はジューシーなホワイト
アスパラガス。
合わせていただいたシャンパーニュは
シャルトーニュ・タイエのキュヴェ・サンタンヌ
ブリュット。シャルドネとピノ・ノワールを
バランスよくアッサンブラーユさせており、
爽やかさとふくよかさの両者を併せ持つ
エレガントなスタイルです^^香ばしいイーストの
アロマが八丁味噌にマッチ。
フルーツトマトと水茄子のオーブン焼き
ミルフィーユ仕立て
×2010 Riesling Kastelberg Guy Wach
野菜の甘みや旨みをしっかり引き出した
こちらの一品には仏アルザスリースリングを!
ご提案いただいた、ギイ・ヴァッハのカステル
ベルグは凛とした酸とミネラル、エレガントで
クリアな果実味が特徴です。トマトの酸と
リースリングの酸を同調させたという、
心地よいマリアージュ。
天然真鯛のソテー
青海苔と柚子胡椒のクリームソース
磯の香りがたまらないお魚料理に合わせたのは
伊フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の名手、
クル・チャーレのシャルドネ。甘美な果実と
上品なタルのニュアンス、そしてミネラル
からくるほろ苦さ&塩味へ続きます。その
余韻が青海苔や柚子胡椒の風味と絶妙!
鴨胸肉と鴨モモ肉 二種のロティ
2010 Volney Caillerets Louis Boillot et Fils
2010 Morey St.Denis Faconnieres Lignier Michelot
お肉料理の鴨にはやはりブルゴーニュ♪
しかもそれぞれの部位によって違ったワインを
合わせてくださいました。
肉質がしっかりして比較的淡泊な胸肉には
フレッシュな果実味が印象的なルイ・ボワイヨの
ヴォルネイ一級カイユレを。バルサミコの酸味で
リッチな脂身を持つモモ肉にはタンニンが豊かで
より複雑味のあるモレ・サン・ドニの一級
ファコニエールを。同じ食材でもいただく部位や
ソースやワインによってこんなにも違いが
楽しめるなんて……贅沢な比較試飲です♪
赤ワインで煮込んだ仔牛のスペアリブ
自家製タリアテッレ
×2008 Barolo Pajana Domenico Clerico
そして最後のパスタは、旨みたっぷりの
スペアリブのラグーソースと、もちっとした
タリアテッレの食感がたまらない逸品。
合わせていただいたのが、伊ピエモンテの
ワインの王様「バローロ」です。造り手は
ドメニコ・クレリコ。緻密なタンニンと凝縮された
果実味が煮詰めた仔牛の旨みを更にひきたて
てくれます!モダンながらも深みある味わいで、
充実した余韻に繋がりました。
最後はイタリアを代表するドルチェ、ティラミスと
コーヒーでふぅっと一息。フランスとイタリアを
いったりきたりしたのにも関わらず……
違和感なくスッと馴染んでゆける、エキサイ
ティング且つ心地よい一連コースでした。
マリア―ジュの愉しみを更に広げてくれた
素敵なひとときに感謝!
information
リストランテソットラルコ
(Ristorante Sotto l'Arco)
中央区銀座8-10-4 和孝銀座8丁目ビルB1F
03-6228-5453