こんばんは。
先日のことになりますが・・・
広尾商店街をちょっと路地にはいった
ところに佇む「ラ・トルチュ」へ行って
まいりました。
ここは前々から気になっていたお店!
タテル・ヨシノのエスプリを受け継いで
いながらも、タテル・ヨシノよりはカジュアル
に楽しめるビストロです。
早速、クレマン・ド・ロワールで乾杯!
シュナン・ブランの甘美なアロマと心地よい
発泡で鼻と喉を癒しながらグジェールを。
さっそくお料理の登場。今回は
プリフィクスで前菜とメインを選べる
アミューズは軽く炙ったイワシのマリネ、
その後びっくりするほど太い、旬まっさかりの
ホワイトアスパラガスの登場です。とても
ラングスティーヌのラヴィオリは鮮やかな
グリーンピースと合わせて。そしてメインは
旨みたっぷりでキメ細やかな肉質がたまらない
鴨肉をいただきました。
今回印象的だったワインがこちら。
2006 Ampelida Le S
ロワール西部のポワトー地区の作り手
アンペリデのソーヴィニヨン・ブランを。
ロワールのこの品種というとサンセールの
ような酸とミネラルに満ち満ちたものを
想像してしまうのですが……こちらは樽由来の
まろやかさや果実のふくよかさが主体と
なっているのです。とはいえミネラル感も
キレイにのっていて、奥深みと爽やかさの
両者を兼ね備えたスタイルが完成されて
いました。アスパラガスやラヴィオリの一品
とも好相性♪
惜しげもなく凝縮させスープ仕立てに
した目がさめるような一皿。
苺のフレッシュな甘みと心地よい
酸味はどこか懐かしさを誘うから不思議。
最後までお腹いっぱい堪能したのでした。
広尾に素敵なお店がまたひとつ増えました。
楽しいひとときをありがとうございます!
information
ラ・トルチュ
渋谷区広尾5-14-14
03-6459-3713