おはようございます!
昨夜は年度末の金曜日で
街中が賑わっていましたね。
3月もあとのこり2日となりました。早いものです。
さて、先日ワインスクールWL講座の
恒例イベントである「マリア―ジュ」会が
青山の「BENOIT」で開催されました。
まるでフランスに旅しているかのような気分に
させてくれる現地感あふれるビストロ。
パリ店のエスプリをそのまま引き継いでいる
アランデュカスの店舗なのです。
今回はボルドークラスの最終回ということで
全てボルドーワインで。
まずはクレマン・ド・ボルドーで乾杯!
Lateyron Cremant de Bordeaux Brut
×タスマニア産サーモンのマリネとじゃがいも
グリビッシュソース
クレマンのクリスプな酸をサーモンの
フレッシュな味わいと合わせて。グリビッシュ
ソースのコクとまろやかさは、セミヨンや
アッサンブラージュされた黒ブドウがもたらす、
やわらかさや仄かなふくよかさと調和します。
2010 Cheval Quancard Cuvee Clemence Blanc
×ホタテ貝のポワレ ブロッコリーとパンチェッタ
と相性が良いのですが……このワインは、
ソーヴィニヨン・ブラン以外にソーヴィニヨン・
グリを使用しているため味わいに複雑味が
あります。
そしてセミヨンとミュスカデル、さらには
タルの熟成により柔らかさとまるみが
もたらされています。その心地よいまるみが
ホタテの甘味やパンチェッタの旨みとマッチします。
2009 Les Caleches de Lanessan
2010 Chateau Mont-Perat
×鴨胸肉のロースト キノコのフリカッセ
赤ワインソース
メルロと相性がよいとされるカナールですが……
今回はカベルネ主体のラネッサンのセカンドと
メルロ主体のモンペラ、両方とのマリアージュを
体験してみました。
前者はボリュームはあれどセカンドらしい
親しみやすさがあり、若いヴィンテージでも
美味しく楽しめ、タンニンも心地よい状態に
あります。よって左岸のワインではありますが、
鴨の緻密な肉質とも比較的うまくマッチします!!
後者はたっぷりとしたボディと、黒系ベリーの
凝縮感、そしてなめからなタンニンを楽しむ
ことができ、メルロらしさが前面にでており、
鴨肉との王道マリアージュを楽しめました。
2003 Chateau Dauphine Rondillon
×ショコラとキャラメルのブノワ風
牛乳のアイスクリーム
ソーテルヌ&バルサック地区の対岸である
ルピアックの貴腐はバランスのよい甘味と
酸味が特徴で、重たさやしつこさを感じない
軽快さをも感じられます。そのきめ細やかな
酒質が牛乳のアイスクリームの繊細な
口どけと優しい甘味に調和。
更にはショコラデセールのふくよかな甘味も
キレイに引き立ててくれます。
残っていたモンペラとショコラを合わせても
うまく調和しました。
以上、最後までたっぷりお料理とワインの
マリア―ジュを愉しんだのでした。
受講生の皆様のワインの輪がどんどん
広がっていくのが、本当にうれしいです^^
次回のシャンパーニュ講座
も楽しみ!
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BENOIT
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