こんにちは!


先日、前々から行きたかった
駒場東大前「THU・SHI・MI(ツシミ)」
ようやく足を運ぶことができました。

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「ミラヴィル」時代に一度お伺い

していたものの……さらに進化したという
都志見シェフのお料理を味わうのは初めて!


同店では厳選された国産野菜を、
巧みな技で、日本ならではの、そして
シェフならではのオリジナリティー
あふれる料理に仕上げてくれます。



到着してまず、おもてなしの一服を。


おもてなしのための野菜茶

―畑のエネルギー大子町産の菊芋

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最初に供されたのは野菜のエキスが凝縮

された滋味深いお茶。寒さで冷えた体に

しみわたります。茨城産の香ばしい菊芋を

つまみながら。


メニューはすべてシェフお任せで。

どんなプレゼンテーションがなされるのか

ドキドキワクワクしながら……乾杯!


安心院 スパークリング

エクストラブリュット

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乾杯は大分県の安心院葡萄酒工房の

スパークリングで。厳選された

シャルドネをシャンパーニュ同様の

瓶内二次発酵で仕上げています。



続いてその煌びやかな発泡と同じぐらい

細やかな、宝石箱のようなお皿が登場!


農園 Nouen~1012~
お皿の上で狂喜乱舞する小さな巨人たち

~40種類の茹で野菜のコンポーゼ
カプチーノにされた山ごぼう
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岩手、長野、千葉、広島……日本の

様々な産地からシェフが選んだ40種

以上もの野菜の共演!素材の美味しさ

がひとつひとつ丁寧に引き出された

手の込んだ逸品です。カプチーノ仕立て

にしたヤマゴボウのスープと共に

いただきます。

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“加賀蓮根”川端崇文氏へのオマージュ
―鴨フォアグラ―
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加賀蓮根と鴨のフォアグラがこんなにも

マッチするなんて!熊本の菜種オイルと

ナツハゼのソースがフォアグラのコクと

蓮根の甘味と旨みをひきだします。



奥尻の鬼海老に驚愕したみちのくのなべ葱

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青い部分はソースで、白い部分は香ばしく

焦げ目をつけて……ネギ一本のすべての

部位をあますことなく使っています。鬼エビも

ミソや卵まですべて使い、深みある味わいに

仕上げています。素材を決して無駄にしない

シェフの哲学が凝縮された一皿。


2011 MARIKO VINEYARD シャルドネ

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ボトルでいただいたのは、今回オススメ

いただいたシャトーメルシャンのマリコ

ヴィンヤード。キレイな果実味に心地よい

ミネラル感が重なり、幅広いお料理と好相性。


根ミツバの意外な旨み
―九十九里の大地蛤―

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シャキっと繊細な香を放つ根三つ葉。

根っこの部分はこんなにホックリして

いるなんて!ハマグリの優しいスープと

ともに、その食感と旨みをじっくり味わいます。

大地のパワーに満ち満ちた一皿です。



広島の匠
梶谷譲がカナダで17年間育んだ技と英知
―松原純子さんの烏骨鶏卵―

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カナダで農業を学んだという、広島の

梶谷農園の葉野菜たち。そこに生の

烏骨鶏卵やパウダー状にしたベーコン、

ピスタチオオイルをかけ、混ぜ合わせて

いただきます。フレッシュで力強い野菜の

旨みが、たまごのまろやかさ、ベーコンの

香ばしさ、ピスタチオのコクと共に口中で

見事に融合します。



紫波の“ヒメノモチ”と“南部小麦”

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そういえば、今までパンをいただいていま

せんでした。上質なもち米「ヒメノモチ」と

南部小麦のブレンドにより、モチモチ

フワフワの心地よい食感が完成されています。

オリジナルの小瓶に入ったバターと共に。
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原木なめこパン
―黒トリュフ― 明石のチヌ(黒鯛)

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名前からは想像もつかなかった「原木なめこ

パン」はこんなスタイルで登場。大ぶりで

トロミがたっぷりの原木なめこをソテーして、

キノコ型のブリオッシュと合わせて焼き上げたもの。

長野の黒鯛とともに、国産のバルサミコソース

でいただきます。

作者 大菅さんも予期せぬ根セロリの食べ方
―野生キジ鳩 江別のブルーチーズ
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根セロリの凛とした香りと一緒に楽しんだのは、

野趣あふれるキジバトのロースト。北海道の

小林牧場のブルーチーズを箸休めにいただき

ながら。本当にこの食材の組み合わせは

予測不可能。それぞれの味わいがこんなに

しっかりマッチするのが不思議なくらい!



本物のヴァニラアイス
―久留米産ヴァニラ 10年目の“あまおう”
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次に登場したのは球形の器。仙台で

お付き合いさせていただいている

アートクラフトジャパンの木村さんの作品!

「漆」という日本の伝統をユニークな形で

世界に発信している方です。


コチラ で取材させていただいたこともあり、

大好きなデザイナーさんなので、まさか

こんなところで作品に出会えるなんて嬉しい!
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中に入っているのは、通常のレシピの

3倍のヴァニラを使ったというスペシャルな

アイスクリーム。このうっとりとする香りと

濃厚さと爽快さが混じった複雑な味わいは

これまでいただいたヴァニラアイスクリームの

概念を覆されるほど。あまおうの甘味と酸味

ともキレイにスーっとなじんでいきます。


シンフォニーと言える“ポンカン”のスイーツ

最後までベジタブルな小菓子たち

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フレッシュなポンカンがさまざまな表情を見せる、

爽快なデザートに、ミニャルディーズたち。

この黒いお菓子は、なんと竹炭のマカロン。

イチゴのギモーヴ、佐渡島のおけさ柿の

パート・ド・フリュイなど独創性にあふれています。

最後まで驚きをあたえてくれる魅力的な作品

ばかりでした。

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小布施の葡萄茶で一息……


シェフの感性が詰まった、日本の大地に

根差した料理の数々を、五感を駆使して

味わい……もう感無量!ストイックなまでの

シェフの職人気質と野菜に対する愛情が

たっぷりと伝わってきた、印象的なディナーでした。
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ご一緒したゆりちゃん、あやなちゃん、

あすかちゃんと。チーズやワイン談義に

はながさき、時間が経つのがあっという間!


あわてて帰途についたのでした。



informationメモ

THU・SHI・MI

東京都目黒区駒場1-16-9 片桐ビル 1F
03-6407-8024