こんにちは。
先週、白金台のフレンチレストラン
「ジョンティ アッシュ」にて
素敵なワイン会が開催されました。
今回のテーマは躍進を続けている
ニュージーランドワイン。今回はなんと、
南島のオタゴでワイン造りをされている
『Sato Wines』の佐藤恭子氏をゲストに
まずは佐藤さんから自己紹介とワインの
ご紹介をいただきます。
とても気さくでナチュラルな方。もともと
金融業界にいらっしゃったのですが、
一念発起してワイン造りに目覚めた
ご主人様と一緒にニュージーランドに
渡ったのだとか。
佐藤さんから、ニュージーランドならではの
ワインの魅力や醸造秘話をたっぷり
語っていただきました。
さっそく揃って乾杯!
レ・ボー=ド=プロヴァンスのオリーブオイルと
クリームチーズのムース 栗カボチャのヴルーテ
× Moton Methode Traditionelle /NV
まずは瓶内二次発酵によって造られた
モートン・エステートで乾杯!シャルドネ、
ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの絶妙な
アッサンブラージュによって完成された
極めてエレガントな味わいです。
クリーミーな発泡がムースのきめ細やかな
口当たりと一体となります。
引き続き、同店森上ソムリエ×進藤シェフの
コラボレーションによる特別コースを
堪能させていただきました。
北海道産帆立のプランチャ焼き
洋梨とチョリソーとのアンサンブル
× Chardonnay Bannockburn/Felton Road 2011
天然スズキ アーティーチョークと共にゆっくり
ブレゼしグリーンオリーブとトマトコンフィーの
アクセントで
×Riesling/Pegasus Bay 2009
普段だったらリースリング→シャルドネの
順番で登場するケースが多いのですが、
今回はあえて逆の順序にて提供されます。
実際にいただいてみて納得。シャルドネは
若々しく酸もしっかりしていて、キレが良く
爽快なニュアンス。一方、古い大樽で仕込
んでいるというリースリングは、まろやかさが
際立っていてオイリー。南仏を連想させる
ボリューム感があるのです!
まったくタイプの違う両者のワインですが、
共に繊細でエレガントなミネラルの
ニュアンスをしっかり持ち併せているのが
印象的。
そして、いよいよ今回のスペシャルワインの
登場!!
和牛の≪クリ≫グリエにしフランス産
セップ茸と甘長いトウガラシを添えて
そしていよいよ今宵の真骨頂。佐藤ご夫妻が
想いをかけて造った“Sato”の登場です。
栽培や醸造においては丁寧な有機的アプローチを
すすめており、生産量もごく僅か。ピュアで
活き活きした果実味、さわやかで品のある
酸味が心地よい、洗練されたピノ・ノワールです。
この貴重なワインを、牛肉の希少部位である
「クリ」と合わせるという何とも贅沢な
マリアージュ!
赤い果実のパルフェ
薔薇の香るジュレ ピスターシュのグラスを乗せて
×Noble Viognier Gimblett Gravels/
最後にいただいたのはホークスベイは
トリニティー・ヒルの極甘口ワイン。ヴィオニエ
の華やかさがギュっと凝縮され、うっとりする
ような甘味が完成されています。エレガントな
アプリコットや蜂蜜のアロマに酔いしれながら、
口に含んでみると……甘さの中にも凛々しい
酸味が感じられ、大人っぽい味わいに。
フレッシュ果実味とピスタチオのナッティな
ニュアンスとともに、じっくり愉しみました。
造り手を目の前にして、そのスペシャルな
ワインを楽しめるなんて、本当に貴重な
機会でした。
ご一緒させていただいた皆様、
進藤シェフも一緒に↓
『Sato Wines』の今後がますます楽しみです!
information
ジョンティアッシュ
港区白金台5-18-17
ゴールドフォレストビル2F
03-5447-8890