こんばんは。
2008年より「ベージュ アラン・デュカス 東京」
にて開催している「ランデヴー」。
“出会いの場所”を意味するこの企画は、
食の日仏交流の場として、これまで
様々な出会いをうみだしてきました。
そして、いよいよ明日からスタートする
今年の「ランデヴー」のお披露目会が
本日開催されました。
今年は“アラン・デュカス”の料理に
フォーカスし……
彼が考える食文化や美意識の象徴である
旗艦レストラン3店より、シェフが来日される
ことが発表されました。
MONACO
『ル・ルイ・キャーンズ アラン・デュカス』
5月17日～20日
PARIS
『アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ』
7月12日～15日
LONDON
『アラン・デュカス・アット・ザ・ドーチェスター』
11月15日～18日
来日中のアラン・デュカス氏がこの
イベントの主旨とそれに対する想いを
熱く語ってくださいます。
これら3都市のレストランと、
日本の食材との新たな出会いが
いよいよここ、BEIGEで始まるのです！
そして……
今回は、第一弾として明日よりスタートする
『ルイ・キャーンズ』エグゼクティブシェフ、
フランク・セルッティ氏とベージュ東京
総料理長、小島景氏による素晴らしい
タッグを体感させていただきました。
ランデヴーの開催を祝して乾杯！
NV Champagne selection Alain Ducasse
デュカス氏の名を冠した華やかな
シャンパーニュと一緒に味わった
アミューズは、パンバーニャと野菜のパート。
鎌倉から仕入れたという厳選野菜がたっぷり
詰まった愛らしいお野菜のサンドウィッチです。
プロヴァンスの開放的なランチを彷彿とさせて
くれました。
お次に登場した、鮮やかなグリーンの一皿
は、グリーンアスパラガスのラヴィオリと
モリーユ茸。自然のエネルギーが凝縮
された食感の楽しいラヴィオリと、香り高い
モリーユ茸は相性抜群。食材に秘められた
溌剌とした旨みがしっかり引き出されて
います。
09 Chateau de Pibarnon
ユニ・ブランやクレレットを主体とした、まさに
この土地ならではの一杯です。地中海に
降り注ぐ太陽の恵みをたっぷり含んだ
果実味豊かな味わいが、エネルギー値を
より一層高めてくれそう。
メインは日本海産スズキとアーティチョークの
バリグール風。魚のプリっと愉しい食感を
繊細なソースが引き立てます。日本の
海の幸とルイ・キャーンズのエスプリが
見事にコラボした一品です。
そして、キレイなピンク色のデザートが。
こちらはリュバーブのフォンダン。中には
コクのあるフロマージュブランが、そして
トップには苺のグラニテが添えられています。
酸味と甘み、そしてリュバーブの食感が絶妙！
10 Muscat du Cap Corse Antoine ARENA
フォンダンのお供はクリーミーなアイスクリーム
と、ドメーヌ・アントワーヌ・アレナのミュスカ・
デュ・カップ・コルス。マスカットのアロマが
華やかに広がる、クリアな味わいの甘口ワイン。
心地よい余韻にしばし酔いしれます。
ミニャルディーズ＆コーヒー
今年で25周年を迎える『ルイ・キャーンズ』
を祝したチョコレートまで。酸味の効いた
独特な味わいで、コーヒーの香りを引き立て
てくれました。
素晴らしいコラボを振り返りつつほっと
一息。最後に厨房で腕を振るってくださって
いた小島シェフよりひとこと。
「この企画を通して、フランスの文化や
アラン・デュカス氏の哲学や感性を体感
いただけたら嬉しいです」と〆の言葉を
くださいました。
「地元のすぐれた素材を多く使うこと」
「自然環境や生産者を大切にすること」
「常に素材の力を優先させること」
料理に対するこれらの一貫した信念が
今回食した料理すべてに反映されて
いるのを改めて実感することができました。
ベージュ東京で、これからどんな“出会い”
がはじまるのか……
明日からスタートする「ランデヴー」から
目が離せません！
information
ベージュ アラン・デュカス 東京
中央区銀座3-5-3
シャネル銀座ビルディング10F
http://www.beige-tokyo.com/ja/