こんにちは。
前回 の記事の続きになりますが……
サンフランシスコ旅行で巡ったナパヴァレー
のワイナリーを記録しておきたいと思います。
Chateau Montelena Winery
ナパヴァレーのほぼ北端に位置する趣ある
ワイナリー、シャトーモンテレーナ。1976年の
パリ対決でこちらのシャルドネが第一位を
獲得したことはあまりにも有名です。
テイスティングはカリフォルニアワインの価値を
一気に引き上げたシャルドネを。最新ヴィン
テージ2009年に加えて熟成した1986年も出して
リースリングやジンファンデル、カベルネも
試飲しましたが、赤ワインも豊かな果実味に
溢れて、バランスよし。シャルドネのみならず
赤も非常に魅力的でした。
Miner Family Winery
「とても素敵な方達だから」とご紹介いただいた
のが、ここマイナーファミリーワイナリー。
オークヴィルの広大な土地の中に佇む、
アットホームなワイナリーです。
施設内のあちこちをご案内いただき、樽が
ずらりと並ぶ地下セラーも見せていただきました。
そして樽に囲まれながらヴィンテージ違いの
カベルネを比較テイスティング。時間が経つ
程に熟成し、まろやかになってゆくワイン達を
じっくり堪能しました。
こちらのピノ・ノワールは先日スクールの
クラス会でも味わっていただきましたが、
なかなか好評でした。やっぱり素敵な方が
造るワインは確実に美味しいです!
ROMBAUER
緑に囲まれた家族経営のワイナリー、
ロンバウアー。以前ここのシャルドネを飲む
機会があり、そのリッチな味わいに魅了され
てしまい……絶対に訪れたいと思っていた
ところです。
念願のシャルドネはじめ、カベルネやメルロー
など色々と試飲しました。とはいえ、やはり
シャルドネが気に入り、こちらも迷わず購入!
看板犬のラブラドールが可愛いすぎでした。
OPUS ONE
最も有名なカリフォルニアワインの一つで
あるオーパス・ワン。ロバート・モンダヴィと
シャトー・ムートン・ロートシルトのジョイント・
ベンチャーによるワインの名作がここに!
建物の洗練された美しい造作はもちろん、
目の前に広がる広大なブドウ畑には
うっとりさせられます。
オーパスの畑のカベルネソーヴィニヨンも
数粒ちゃっかりつまみ食い。
試飲はラッキーにもヴィンテージ2005を
出していただきました。そしてワイナリーでしか
手に入らない、垂涎のセカンドラインOverture
を購入。
その他のメジャーなワイナリーもひととおり
巡りました。
OPUSのすぐ向かいのロバート・モンダヴィ
ワイナリーも。禁酒法以降、ナパに最初に
できたワイナリーです。
カベルネとシャルドネばかり飲んでいたので
こちらでは趣向を変えて「フュメ・ブラン」を。
カリフォルニアならではのソーヴィニヨン
ブランで、洗練された爽やかな酸に加えて、
果実味とヴォリューム感たっぷり。
この「フュメ・ブラン」をカリフォルニアに
浸透させたのもロバート・モンダヴィの功績。
映画監督フランシス・フォード・コッポラ氏の
ワイナリーとして知られるルビコン・エステート。
ラザフォードの広大な場所に位置していて、
なんだか映画のワンシーンに出てきそうな
趣ある施設です。
やはりこちらではフラッグシップのワイン
である「ルビコン」を購入。
もちろん大好きな泡も飲みました。
Domaine Carneros by Taittinger
ドメーヌ・カーネロスは、かのテタンジェ社をも
魅了した、広大かつ恵まれた土地に位置した
ワイナリー。古典的シャトー様式の優美な
佇まいも訪れる人を惹きつけます。
シャンパーニュの気品を投影したような
エレガントなスパークリングをこの地でも
堪能できるなんて!
モエ・エ・シャンドン社がナパで展開する
ドメーヌ・シャンドン。プレステージバージョンの
「エトワール ロゼ」はじめ幾つか試飲させて
いただきました。
以上、2日間に渡り巡ったナパ・ヴァレー。
開放感にあふれたこの土地の魅力をそのまま
映したような、溌剌としてふくよかなワインに、
たくさん出会うことができました。
そしてお世話になった人々もみな素敵な方々
ばかり。温かい気持ちにさせられた旅でした。
また絶対に再訪したいと思います。