こんにちは。
世界中のシャンパーニュラヴァーを魅了する
三ツ星メゾン「JACQUESSON」.
先日、ホテルオークラ東京にて、当主の
ジャン・エルヴェ・シケ氏を迎えた、プレミアム
席に案内されると……テイスティンググラスが
ずらり。新たなコレクションのお披露目を
ドキドキしながら待ちます。
2003年以降、ジャクソンはこれまで生産していた
複数クリュのブレンドによるヴィンテージワインの
生産をストップし……
これまでヴィンテージワインに使用していた
グラン・クリュのブドウをノン・ヴィンテージに
使うことで、極上のNVとして新たにリリースしたのです。
それが「キュヴェ#700」シリーズ。
まずは、この11月より新発売される
キュヴェ#735、そしてキュヴェ#734の比較試飲を。
通常、NVはそのブランドの基準となる安定した
味わいをキープするものですが……今回、
ジャクソンでは、その概念を打破し、新しい
コンセプトのNVを提案しています。
その年に一番良いとされるアッサンブラージュ
がなされているため、NVと言えども毎年違った
味わいのものがリリースされるのだとか！
確かに比較試飲をするとその違いは明確。
734はより複雑味と深みがあり、735は熟成力
とポテンシャルを感じます。
ちなみにNVと言っても、4年もの瓶内熟成を
経ているので、奥深みはミレジメに勝るとも
おとりません！！
さて、そして待ちに待ったヴィンテージワイン
「シングル・ヴィンヤード・コレクション」の
テイスティングです。
Dizy Corne Bautray 2002
Avize Champ Cain 2002
Ay Vauzelle Terme 2002
Dizy Terres Rouges Rose 2004
一番の特色は、これらはすべて単一畑による
ブドウから造られているということ。その畑固有の
テロワールの魅力を最大限に引き出した、傑出した
シリーズなのです。
ディジー、アヴィズ、そしてアイ村……その土壌
を反映した、極めて希少なキュベが出揃い、
もう感無量。ドサージュは無し、若しくは極力
少量に抑えているため、凛としたブドウ本来の
味わいがたっぷり感じられます。
特に印象的だったのは……
日本への入荷はわずか限定48本という
「Ay Vauzelle Terme 2002」。爽快なミネラルの
ニュアンスと、上品な果実味を持ちあわせ、
複雑かつ絶妙なバランス。ため息がでるような
究極の逸品でした……。
ジャン・エルヴェ・シケ氏とご一緒したエミと。
ワイン造りにおける熱意とゆるぎない自信が
感じられる、素晴らしいプレゼンをありがとう
ございました！！
新たな挑戦を続ける、唯一無二の
シャンパーニュメゾン、ジャクソン。
これからの展開がますます楽しみです。
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JACQUESSON