こんにちは。
先日、ワイン中毒な皆様と一緒に
足を運んだのは……今年2月に六本木に
オープンした「Restaurant Ryuzu」。
ジョエル・ロブションから独立された
飯塚シェフが、満を持してオープンを
果たしたという注目の店舗です。
前々から気になっていたのですが、
なかなかお伺いできず、今回が
念願の初訪問!
さっそく乾杯
NV Champagne De Sousa
最初にいただいた泡は、ビオディナミを
実践している小規模なレコルタン・マニュピュラン、
シャンパーニュ・ドゥ・スーザ。
シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの
絶妙なブレンドで、凛として繊細かつ
バランスのとれた味わいです。
今回は「MENU DEGUSTATION」という
ディナーコースをいただきました。
北海道産の毛蟹 アボカド トマトエスプーマの
お次は仏ローヌ。ボールナールのシャトーヌフ
デュ パプをいただきました。樹齢60年を越す
選ばれたブドウから造られ、生産量は
非常に少ないのだそう。これまで赤をいただく
ことが多かったヌフ デュ パプですが
こちら
で白(しかも同じくボールナール!)
を体験して以来、何故かいただく機会が多いです。
蟹とアボカド、そしてトマトエスプーマという
複雑なアンサンブルもしっかり受け止めて
くれる、味わい深い一本です。
肉厚椎茸をタルト仕立てに コロナータ産
ラルドの薄いベールで覆って
天草産緑竹を 萩産白バイ貝のパセリ風味の
Jean Latour-Labille&Fils
さて、お次はブルゴーニュへ!今回は
ムルソーのプルミエ・クリュ、ムルソー シャルム
をオススメしていただきました。ふくよか且つ
品のあるシャルドネは、華やかで手の込んだ
同店のお料理と相性抜群です。
徳島産ハモ 胡瓜のスパゲティー見立てと共に
カナダ産仔牛のロースト 三浦野菜のソテーに
07 Chambolle-MusignyDomaine Daniel Rion & Fils
メインと合わせた赤ワインは、ドメーヌ ダニエル・
リオンのシャンボール・ミュジニー。穏やかな
タンニンと優しい果実味に満ちたエレガントな一本。
仔牛が予想以上に繊細な味わいだったので、
この上品なピノ・ノワールとは相性抜群でした!
デザートワインとして供されたのは……
なーんと、山形正宗の「梅酒」。フレンチの後でも
全く違和感なくいただけてしまうから不思議です!
新たな発見でした。
山梨産白桃 泡のはじけるジュレとソルベを添えて
小さなデザート三種の味わい
トドメにマカロンとフィナンシェまで……
デザートもかなり盛りだくさんで、しかも
しっかり美味しい。最後まで気を抜けません!!
素材の持つ味わいはもちろん、香りや色までを
最大限に引き出した、アーティスティックな
料理の数々に感服でした。
また季節を変えて伺ってみたいと思います!
information
Restaurant Ryuzu
港区六本木4-2-35
アーバンスタイル六本木B1
03-5770-4236