短い旅から戻ってきてちょっと
バタバタしています。
仕事とはいえ、かなりリラックス
することができ、バリ島のレストランも
色々訪問することができました。
また改めてブログでもアップして
いきたいと思います。
その前に・・・
旅立つ前に訪れたイタリアン
「イル テアトリーノ ダ サローネ」を
ちょっとご紹介させていただきますね。
同店はちょうど一年前ごろにオープン
した南青山７丁目のイタリアン。
行った方からの評判を聞いて
前々から気になってはいたのですが
なかなか伺えず、ようやく訪問が
実現しました。
初訪問を祝して乾杯！
同店ならではの、趣向を凝らした
お任せコースをじっくり堪能しました。
まずは前菜から・・・
蛸とマッコ&パーネモリーカのブティーノ
（胡麻パンのプリン）
スティンコ ディ マイアーレ
豚スティンコはジャガイモのペースト
と一緒に堪能。
いずれも、旬の食材をリコッタチーズや
トリュフはちみつ、フェンネル、更には
ヘーゼルナッツなどを使って、香り高い
一品に仕上げられています。
そして・・・同店に来たら、ワインはもちろん
ビオワイン。（色々な種類をいただいた
のですが、抜粋してご紹介します。）
01 RADIKON Ribolla Gialla
まずはイタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア
州のラディコン リボッラ・ジャッラを。この色調を
ご覧下さい！ちょっとシェリーのようなひねた
ニュアンスがあり、それが味わう度に心地よく
感じられていくのが不思議。アプリコットのような
熟成した果実味＆赤ワインのようなタンニンを
しっかり持った、個性あふれる一本です。
カジキマグロと茄子のトルティーノ
茄子とカジキマグロの間にはなんと
フォアグラがリッチに香るパン粉
が隠れていて・・・サクっとはじけます。
ソースはパンにたっぷりつけて
残さず堪能。
そして引き続き面白い白が登場！
08 PORTA DEL VENTO
こちらはシチリア州のポルタ・デル・ヴェント。
ぶどうはカタラットです。野性酵母のみを
使っているそうで、更に色調の濃い琥珀色が
印象的です。独特のスパイスのニュアンスが
同店の香りよいお料理達とマッチします。
続いてはパスタが２品
トレネッテ 鮪のボッタルガ プロフーモ ディ
アランチャ
オレンジピールとカラスミの饗宴は見事！
何とも爽やかな一品。
トルテッリ 仔牛のオッソブーコラグーを詰めて
旨味たっぷりのラグーがパスタにギュッと
詰まっていて、かなりボリューム感があります！
トマトソースとグリンピースのペーストを
たっぷりつけていただきます。
仔羊のストゥファート
メインの子羊はアーティチョークのペースト
やラグサーノチーズと一緒に楽しみます。
添えられたジャガイモのフリットや胡桃の
食感と相まって絶妙！
06 CA'LA BIONDA AMARONE
さて、羊と合わせていただいたのは……
陰干しブドウならではの凝縮感と果実味が
たまらないアマローネ。ぶどうはもちろん
ヴァルポリチェッラ。力強さの奥に繊細さも
感じられる複雑な味わいで、メインとしっかり
調和します！
チーズもいただきたかったのですが、
珍しくお腹がいっぱいで今回はパス。
お楽しみのデザートは・・・
ズコッティーノ
スポンジケーキの中にセミフレッド、
その上にはうすいチョコレート・・・
レモンやブラッドオレンジが心地よく香ります。
最後はコーヒーと小菓子で〆
満腹の胃を落ち着かせてます。
以上、充実したディナーコースを
いただいた後はちょっとした脱力感さえ
覚えるくらい・・・。
オレンジの酸味やスパイスを巧妙に
きかせた、オリジナリティあふれる料理の
数々を思う存分楽しみました。
ゴージャスな雰囲気の個室も
ちょっと案内していただきましたが、
こちらもプライベート感満載で素敵。
接待などにも重宝しそうです。
また季節を変えてお伺いしてみたい
と思います。
information
イル テアトリーノ ダ サローネ
東京都港区南青山7-11-5
HOUSE7115 B1F
03-3400-5077