先日、麻布十番に6月末にオープンした
新生フレンチ、オルタシアへ初訪問しました。
入店すると、天井高の開放的な空間がお出迎え。
シックな内装が程よい非日常感も演出してくれます。
同店のシェフを務めるのは、
「タブローズ」「エディション・コウジ シモムラ」
など多くの著名レストランにて研鑽を積んだ
という古賀シェフ。
そんなシェフのアイディアと感性が詰まった
洗練された料理の数々を、おすすめいただいた
素敵なワインと共に楽しみました。
今回はアミューズにはじまり、前菜2品、
ブータンノワールにお野菜のテリーヌ……
いずれもブラックのお皿の上に美しく盛り付けられ
もちろん見た目の期待を裏切らない、繊細で
そして、特筆したいのは同店のカリフォルニア
ワインの品揃え。
同店ソムリエの千葉和外さんは
ナパヴァレーに滞在していらしたことがあり、
カリフォルニアワインに造詣が深い方です。
ですのでフレンチレストランと言えども、
ワインはカリフォルニア産が中心なのです。
私はカリフォルニアワインはもちろん好きでは
ありますが、「カジュアルで少し繊細さに欠ける」
という印象を勝手ながら抱いていました……。
しかし!千葉さんのおすすめするワインは
その固定観念を覆す逸品ばかり。
今回白ワインはロシアン・リヴァー・ヴァレーの
ロキオリ・ワイナリーによるソーヴィニヨン・ブラン
「ROCHIOLI」(09)を。
そして赤ワインは鴨に合わせて、オレゴン州
エオラ・アミティ・ヒルズのピノ・ノワール
「CRISTOM」(05)をおすすめしていただきました。
どちらも凛とした、エレガントさを持ち合わせた
品のあるワインで、同店の手の込んだ繊細な
お料理とも絶妙なマリアージュでした。
食事の後は、チーズ盛り合わせと一緒に、
カリフォルニアワインの魅力を最後まで
じっくり堪能しました。
カリフォルニアワインがお好きな方も
そうでない方も、是非一度足を運んでみて
欲しい素敵なお店です。
ニューワールドの魅力にすっかり
ハマってしまうかもしれません◎
information
hortensia
港区麻布十番3-6-2 NS麻布十番ビルB1F
03-5419-8455