近又

おはようございます。

今日は京都食い倒れツアー で

宿泊した近又をご紹介します。

前回の記事でもすこし触れましたが

近又は江戸時代の享和元年（1801）に

創業した歴史ある料理旅館です。

にぎやかな四条通を折れ、少しあるいた

ところに位置する同店は、京の町屋の佇まいを

そのまま残しています。

ここで供される、四季折々の食材を使った

美しき京懐石は定評があり、日本のみならず

世界各国からその味を求めてお客様が訪れるそう。

今回はこの風情あるお部屋にて

夕食と朝食を満喫しました。

さっそく夕食にいただいた懐石料理をご紹介します。

まずは京都の地酒「坤滴」で乾杯。

香り高くまろやかな味わいの純米酒を堪能しつつ

目の前に供される色鮮やかなお料理を愉しみます。

甘鯛の道明寺蒸は桜の葉で巻かれ、上に

わらびが添えられ・・・春の香り満載です。

そしてこちらが近又名物の鯛のかぶと焼き。

写真だと分かり辛いですが、びっくりするほど

大きいです。ジューシーでふっくらした身を

たらふくいただきました。特に目の周りや

ほっぺの部分・・・最高です。

あとはもう満腹中枢との勝負。

りえちゃんも勇ましくかぶと焼きにたちむかいます。

その後も、

ホタルイカの黄味酢がけやふぐ白子の西京焼、

若竹煮など、近又ならではの春の味覚が続々登場。

〆は桜海老の炊き込みご飯と赤出汁を

出汁の旨みがじわり体中に染みていきます。

最後は桜の羊羹といちごをいただきました。

おうすをちょうだいして一息。お服加減もとても

よく、充実感が漲ります。

お腹も気持ちも満たされ、ぐっすりと休むことが

できました。

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そして翌日。

早起きしてさっそく朝ごはんです。

お膳にのりきらないほど、朝から盛りだくさん。

最後はコーヒーで一息。

コーヒーまでもが本当に美味しい。

朝は七代目又八の鵜飼氏自らがお料理を

運んでくださって、一緒に色々とお話させて

いただきました。

「これからは世界を見据えて京の伝統を

伝えていきたい」とおっしゃっていたのが

印象的でした。

日本料理の真髄を垣間見た、

とても貴重な滞在でした！

思い出深いひとときをありがとうございます。

また違う季節にお伺いしたいと思います。

information

近又

京都市中京区御幸町四条上ル
075-221-1039
http://www.kinmata.com