fujiya1935

こんにちは

さて、大阪・京都食いだおれツアー の

初日、まず初めに訪れたのは・・・

大阪梅田からタクシーでほど近い

fujiya1935です。

同店で供されるのは

先進的な現代スペイン料理をベースに

イタリアンのエッセンスを加えた

藤原シェフのオリジナリティ溢れる創作料理です。

今回は夜のコースと同じものをオーダー。

その繊細で美しき料理の数々を

じっくり堪能させていただきました！

最初の一杯はロゼのカヴァを。

NV CODORNIU PINOT NOIR

伝統的製法で作られるスペインのロゼ

スパークリングワイン。発泡がキメ細やかで

シャンパーニュのように上品な味わい。

ホワイトアスパラガスのプッチンプリン

ぷっちんプリンのケースを早速プチッっと。

空気が入ると艶やかなムースがプルンと出てきます。

ホワイトアスパラガスの優しい甘みが

とじこめられた繊細な味わい。オリーブオイル

（試験管で登場！）や塩などを少しつけて

いただいても美味です。

トリュフのとろけるチーズと春野菜

次に登場したのはスライスチーズとル・クルーゼ

の可愛らしいココット。ココットの中には沢山の

春野菜がアツアツの状態で待ち構えています。

そこに、このスライスチーズを入れて・・・

合図があるまでしばらく待って・・・

いざ、実食！！

蓋を開けたとたんにトリュフの香りがふわっと

たちこめます。そう、このスライスチーズには

トリュフがたっぷり隠れていたのです。

鮮度抜群の春野菜の甘みに、トリュフとチーズの

リッチな味わいが融合してとても美味でした。

北海道産の小麦粉を使った

パンは、料理の美味しさを惹きたてる

素朴な味わい。しかしかみしめるほどに

甘みが感じられます。

エクレア

フォアグラとヘーゼルナッツ、そしてアーモンド

とプラリネのエクレア。濃厚な味わいの

フォアグラやナッツも、シュー生地に包まれて、

サクっサクっと軽やかにいただけます。

06 Domaine Coudoulet

華やかな香りのラングドック地方のヴィオニエは

フォアグラのエクレアと相性抜群です。

竹の子のマッケローニ

燻製にした合馬産の竹の子は春の旨みが

凝縮されていて、加減も絶妙。パスタのモチッと

した食感とあわせると、更に美味です。

注射器（！）に入った凝縮した卵黄ソースを

かけると更にコクのある味わいに変化します。

こうした遊び心も楽しいですね。

若ゴボウのアーモンド風味

八尾産の旬の若ゴボウは若々しい食感と

春の香りが凝縮されていて、シンプルながら

力強い味わい。白インゲン豆の優しい味わい

のスープがゴボウの旨みをひきたてます。

08 Vendemmia

ピエモンテ州のFavoritaという地葡萄で造られた

白ワイン。アタックはおとなしく洗練された味わい。

若ゴボウの繊細な味わいを上手にひきたてて

くれる上品なワインでした。

のどぐろ　新玉葱のソース

のどぐろは新鮮で臭みがなくとても上品。

新玉葱のソースの甘みが仄かに染みて

深みある味わいです。

子羊のロースト

ラルドと黒コショウのソースでシンプルに。

美しいピンク色に仕上げられた子羊肉は

とても柔らかです。少しスパイシーなソースが

その味わいを上手に引き締めます。

05 Marques de Riscal Reserva

スペインはリオハのテンプラニーリョです。

凝縮感と果実味がある力強いワインですが、

タンニンがギスギスしておらず、まろやか。

ガブガブいただけてしまいます◎

ここまでくるとかなりお腹一杯ですが・・・

デザートが次々に登場！

冷と温がいっしょくたになったトラベンモスト・ロゼのゼリー

乾燥させた未にドーナツとレザーウッドハニー

軽く仕上げたフレジェ

とろけるようなスポンジ、せとかオレンジのメルメラーダ

昼からほろ酔い。

お腹いっぱい、幸せいっぱい　の２人。

斬新な料理の数々を大満喫しました！

最後にハーブティーでほっと一息。

昼間からディナーコースをすっかり

堪能してしまった私達。

夜にいただく京懐石までにお腹が空くのか、

という若干の不安を残しつつも・・・

大満足でお店を後にしました。

shop information

fujiya 1935

大阪市中央区鎗屋町2-4-14
06-6941-2483