日本では、犬種ブームがその時代に応じて
存在してきました。
古くは50~60年代の日本スピッツから始まり
ここ最近では、ミニチュア・ダックスフンド、チワワ、
トイ・プードルまで、めまぐるしく人気犬種が
変化しています。
こうしたブームの特徴は「飼いやすさ」ではなく
「見た目」が判断基準となっているそうです。
以前いち時期は、コマーシャルに登場した犬種が
もてはやされるなど、マスメディアの影響が
大きいようです。
人気だからと飼ってみたものの、うまく
育てられずに頭を抱える飼い主が
増えているそうです。
そういえば、いち時期人気のハスキー犬などは
大いにもてはやされたもののすぐに頭を
抱えられる存在となってしまったようです。
ちなみに、メディアの影響を受けて変遷してきた
時代の人気犬種を紹介しますね。
1955年は、先ほども載せました「日本スピッツ」
‘60~‘65年の、第一位は「アメリカン・コッカー」
(映画ワンワン物語の主人公だったことと
可愛らしさで人気犬種になる)
第二位は「コリー」
(前回UPしましたアメリカテレビドラマ
名犬ラッシーに登場した美しい容姿のコリー犬)
‘70~‘80年の第一位は「マルチーズ」
第二位は「ポメラニアン」、第3位は「ヨークシャ・
テリア」(日本の住宅事情を反映して小型犬の
ブームが到来する。なお、この順位が10年連続で
続いた。)
‘85年は、「シェットランド・シープドッグ」
'90~‘95年の第一位は「シー・ズー」
第二位は「ハスキー」(漫画:動物のお医者さん
に登場し、素朴なキャラクターで人気を集めた)
‘95年頃には、「ゴールデン・レトリーバー」に変わる。
2000~2005年の第一位は、「ミニチュア・ダックスフンド」
第二位は「チワワ」(CMで一躍人気に)
最近では「トイ・プードル」や「ジャック・ラッセル・
テリア」や「フレンチ・ブルドッグ」などなど。
最後に、犬選びは「見た目」重視ではなく
これから長く付き合っていくパートナーとして
責任を持って最後まで一緒に暮らせる事が
出来る覚悟が出来てからにして欲しいもの・・
そうすれば、必ず、犬は癒しを与え
あなたの生活を豊かにしてくれるはずです。
愛犬の選び方 著:武内ゆかり 参考ならびに引用