動物は、食べる内容によって、
草食性、肉食性、そして、雑食性に
分かれてはいるけれど、
その食べ物によって、顎の仕組み、歯の形、
歯の本数、歯の並び順、そして内臓の形、
出てくるウンチの形まで違っている訳です。
馬などの草食性の歯は、全部が臼歯(きゅうし)
と言ってもいいくらいで、
昔、おそばなどの粉を作る時に使っていた石の臼と
同じようにすりつぶす役目を持っています。
顎も上下左右にユルユル動く
(旋回運動)仕組みになっています。
上下に切歯があり、この切歯は、
草を挟んで噛み切るのに都合がいいようです。
馬のような草食性は植物全般の葉、草、
花、茎、等を食べやすいような歯の形や
並び順にちゃんと出来上がっているんですね。