ちょっと臭~いお話しを今からUPしますが、
食事中の方は食事を済ませてから
読んで下さいね。
(・・って食事をしながら読むわけないですね。)![]()
馬糞(ばふん)と牛糞(ぎゅうふん)のお話しです。
要は” うんち ”の 話で~す。
単胃動物である馬は、消化管後方の盲腸で
植物繊維を分解するので、馬糞には生きた
微生物が大量に残り、排出後も発酵し
熱をだすそうです。
その為、馬糞の厩肥(きゅうひ)は温肥と
呼ばれていました。
一方、消化管前方の反芻(はんすう)胃で
植物を分解する牛の牛糞には微生物は
少なく、あまり熱を出さないので
冷肥とよばれていました。
冬の寒さの厳しい信州の木曽馬や、
東北地方のかつての南部馬の馬糞は重要な
堆厩肥(たいきゅうひ)で雪解けの冷たい地面に
堆厩肥とは・・
ワラや落ち葉を発酵させた肥料(堆肥)と、主に牛や馬などの
排泄物を発酵させた肥料(厩肥)を混ぜたもの。
まかれることで地温を上げ、土を豊かにしていたとさ。
乾燥させた馬糞などは、そんなに匂いなども
しないことから他国では昔、火を起こす燃料にも
利用していたそうですよ。![]()
(日本の家畜・家禽より引用)