地震の翌日からいつも通りの変わりのない生活を送っています
翌々日、親に頼まれて別宅の被害の確認に出掛け、近くの海で海岸線をしばらく散策をして、帰りに花を買って家路に就きました
文明と引き換えに助けあいの心や絆、夢や希望と云った、少なくとも自分にとっては疎ましく、机の引き出しの奥に仕舞っていたはずの
或いは目の届かないところに追いやって、そういうマインドを持たないように、想起させないようなところで生きていたけれども
何もかも失って溢れ返る心に再思三省する毎日です
しかし今、誰かが何処かで二目と見られぬ現実に泣き沈んでいると知りながら、温かい食事を摂り、明日着て行く服を選んで
規則正しく過ぎて行く時間の保護の下、被災地の惨禍の復興を時に従い思い思うだけです
そういえば先週、ならず者同士、人気のほとんどない夜の街に呑みに出掛けてきました
そのお酒の味わいも街の雰囲気もそこで話したこと、友人と別れて道すがら一人で考えていたことも、大事に扱うべきものだったと思います
未だ日本は落ち着きのない原発に羅針盤を失ったままですが
震災後にただひとつだけ変わったことは部屋の花瓶に花を生けることです


