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GW前に妹が一時帰国して、約2週間の滞在期間中に両親と3人でお泊まり旅行に2度も出掛けながら

自分には事後報告のみ

ここら辺に出生の秘密が隠されていると確信した今日この頃、カミナリゴロゴロ

おかげで食事をご馳走するから来いだの、やれどこへ連れて行けなどとパシリ業務からも解放されました

妹の勤め先はグローバルに展開するホテルチェーンだけあって、震災直後には日本人スタッフに帰国許可が出たらしく

被害の酷い被災地の出身者に先を譲って、この時期の帰国となったようです

此の所の自分はワーカホリックをぶりかえしながらも

わたくしの中に棲む花を愛でる乙女になだめすかされており

今の生活に何の役にも立っていない図太く無神経で、鈍感に育まれたこの心も身体も

震災の夜にめちゃくちゃに成った家の中を徹夜で片付けながら煩悶し反芻し

この時から不分明なままとなった感触と反射に戸惑うこの自分は、誰に向けられ作られている





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何処へ行っても、あの大海を仰ぎ鎮座するバカでかいヤカンの話しばかりで、少々閉口しているところですが

なぜ市井の桜の花弁が散るのかも解らないのに

近頃は保安院のスポークスマンの髪筋を見れば煮え返るヤカンの様子を、説明なくとも理解できるようになりました

昔、新井将敬と云う政治家の最期の記者会見では、前日と打って変わって明るく、晴れ晴れとした表情で

その会見に違和感を感じて、変な胸騒ぎを覚えたのを記憶しています

刻下の急務であるエネルギー政策問題の議論をのんびりと進めている日本では、転換云々の最中にもう一発バカでかいのが来て終わりかねないので

命が惜しいのなら、3.11の時にもあった様な明らかな大地震の予兆に、気象庁のスマイルな会見が始まったら切迫している証ですから

高台でもシェルターにでも退避を始めたら良いでしょう

ただアカルサハ…

自然は待ってくれないので、手遅れにならないようにエネルギー政策の迅速な対応を願うばかりです

ただ享楽的に生きる自分の様な人間にとっては、歓楽極まりて哀情多しの如く

日本の最期は生の執着を断つことのできる唯一の快楽であり、悲哀でもありますので安楽な未来予測を立てています

と、云うと大変なお叱りを受けそうですが

バイクで高速道路を百数十キロですっ飛ばすのは、三途の川の川っ縁を走るようなものですから…

では例えになっていないけれども…

ひと月以上も経った今、誰ひとりとして世にその例を見ないスピードで復興を成し遂げるなんて口にする政治家はいないですね、知らないだけかな

復興構想会議の最終答申が年末

ぐつぐつと煮え返るヤカンの響きは亡国の音か否か

三戸三業背反するカンチョクトさん、待てないよ被災者は…


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所用のために実家に寄ると、もう何年振りだろうか、母親の指先がマニキュアで施されて

その桜色の指先で老眼鏡を掛け、図書館で借りてきた花の本を開く

熱心にノートにメモを取り始めた母は

後ろで見ていた息子の自分が、震災後に花を生ける所作を持ったことなど知りもしない

先人の無頼の徒が満開の桜の下で何を見たのでしょうか

自分の周辺でも地震の後、何かが変わってしまったと云う人が少なくないけれど

東北の沿岸部は筆舌に尽くし難く、変転極まりないですが

それでも先の震災以降変わって見えるのは

到底ひとりでは受け止めきれない程の傷を心に負ってしまったことがそのひとつかもしれません

恋をした時のように、傷付いた心で見渡す世界は変わってしまった

民の煙を無常の風が吹き分けて桜の花を散らす前に

今年も満開の桜の下で腰を据えた花粉にもへこたれず、不謹慎まで患い、心に傷を負った仲間と呑んで笑って泣いてきます

将来、自分の子供にはこれから幾世を経て語られて行くこの春の出来事よりも

今年の桜の花の話をしようと思っています