The captaincy 1 の続き

 

 


 

迷いが生じたとき、

うまくいかなくて

うまく伝えることもできなくて

もどかしくて

悔しくて

下を向いて一人で汗を拭いていたとき

 

キャプテンの声が聞こえるんだ

ハッとして顔をあげると俺の顔をのぞきこんでる

抱きしめられて

そして

背中を押してみんなの輪の中にもどしてくれる

 

言いたいことあるんだろ、ちゃんと言えよって。

 

やっぱりうまくは言えなかった

けど、

キャプテンは俺の言いたいことちゃんとわかってて

今、こいつが言ってくれたこと、そのとおりだ

ってみんなにわかるようにきちんとフォローしてくれた

 

そしたら胸がすっきりして次のプレーで見違えたぞ、って先輩にも言われた


なんで俺の考えてることがわかるんだろう

俺のこと、そんなによく見てくれてるってことか、

って思うんだ

 

俺を一人にせず、

いつもいつも傍にいてくれてるんだって嬉しくなる


 

あるとき、

キャプテンは自分のこと、すっごい見てくれてさっ、て自慢気にいう人がいて

 

え?俺の方がもっと見てもらってるし、

って言いそうになったとき、

他の人からもそんな言葉が聞こえてきた

 

ちぇ、俺だけじゃないのか、ってちょっと嫉妬した

 

よく考えたらそりゃそうか、

キャプテンなんだもんな、皆のことみてるよな。

 

でも、、

みんなとちゃんと繋がってるって、、

よく考えると、すごい大変なことだ。

 

 

 

普段のリーグもやりがいあって全力で取り組んでる。

それは変わらない

チームのことを考えてプレイしてる。

けど、

この人のいるチームは何かが違うんだ。

 

 

 

 

・・・なにが違うんだろう・・・

 

 

 

 

 

To be continued.