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八月の六日間 (角川文庫)
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北村 薫氏の作品です。
久しぶりに読んだ 北村作品です。
主人公 わたし が 日々の出来事の中
疲弊していたときに 出会ったのが 山登り。
そして 山登りを始めて 3年たったときから
この物語が始まります。
そして、なにか 心が疲れたときに
登った山は 特別な 数日間になっていった。
そんな 特別な数日間のお話が 5編 あります。
そのどれもが 素敵なお話です。
山登りをしない私としては
主人公が いくら仕事が忙しいからと言って
睡眠不足で 山登りに出かけるのは
どうなのよと おもったりすることは 多々あったけれど
山登りの魅力が 伝わってきました。
まぁ、だからといって 山登りしたい とまでは
思わなかったですが
とても、細かい描写が すばらしかったです。
北村氏だぁ・・・とおもうよな
エピソードが 山登りの間に たくさんちりばめられていて
それも、とてもよかったです。
わたし だけでなく
わたし を取り巻く 周りの人たちが魅力的でした。
藤原ちゃん 麝香鹿さん
特に 麝香鹿さんは すてきです。
わたしからの たった一つのメールで
私も来ちゃった! 的な感覚で
山の上での再会は びっくりでした。
そんな 近すぎず遠すぎずな距離は すてきです。
きっとこれからも こんなふうに
この二人は 山で であったり 陸でであったり
してゆくのかなぁ・・・
そして わたし も
これからも 山登りを続けてゆくのだろうなぁ・・・・