祈りの幕が下りる時 | もしも願いが叶うなら ライセは 南の島で隠居したい!

もしも願いが叶うなら ライセは 南の島で隠居したい!

いつか南の島でまた暮らしたい! 
でも なかなか 夢はかないそうもないので
いっそ 来世に 希望をたくそう!! 
そんな今世では
仕事したり 散歩したり 趣味に走ったり・・・
南の島とは縁遠けど 
タイトルにちょっとは 南の島を感じさせたい。

 

 

 

東野圭吾さん原作 「加賀恭一郎シリーズ」

 

月末 阿部さん主演の映画が 公開されます。

その前に、もう一度 原作を読み返そう・・・と

ひさしぶりに 読みました。

 

やっぱ 良いです。

好きな作品の一つになってます。

 

なぜ 加賀さんが 日本橋に来たのか

その理由もやっとわかったし、

加賀さんのお母さんのことも やっとわかった。

最後の謎が解けたわけだけど

だからといって、

なくなった人が生き返るわけじゃないから

お母さんもお父さんも 心がはれるわけじゃなく

加賀さん自身も・・・

 

もの悲しいかたちで おわったけれども

日本橋から 本庁に戻ると決めた加賀さんだから

きっと 彼の中でも ようやく 終わったんだろう。

そんな風に思えた最後でした。

 

そして、もしかしたら いつか 金森さんと・・・と

少しうれしい場面もあっって

悲しいだけじゃなく 終わってよかったです。

 

今回も、物語は まったく関係のないようなことが

からみにからんで ひとつになって

加賀さんの推理がまた冴えた事件でした。

犯人は捕まったけど やりきれない感じです。

 

映画では 浅居さんを 松嶋さんが演じますが

とても 楽しみです。