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全１１巻
もともとは アニメにはまって
原作を読み始めた・・・というよくあるパターンです。
妖怪の先祖かえりが 主人公たちだから
普通の恋愛ものがたりではないとはおもったけど
（アニメは それだけでおわってしまったけど）
でも、まさか、あんなことになるとは・・・
と、読み進めるうちに びっくりでした。
ｉｆの世界は なくなってしまったけれども
もし、ｉｆの世界が続いたなら
ちよちゃんやミケたちは 死んでしまったままで
でも、ｉｆの世界のみんなも愛しくて・・・
いろいろ 現在と未来が交差するストーリーなので
むずかしいですね
ただ、最終的に、百鬼夜行はとめられて
みんなは死なずにすんだし、
幸せになれたから よかったのだけれども
ｉｆの世界で、ちよちゃんが がんばって告白したことが
なかったことになってしまったのは
残念でした。
あのシーンは とてもよかったから・・・・
ただ ２３年後の世界のミケが
ちよちゃんとミケの子供として 本当に生まれたら
それは、とってもうれしいことだなぁ・・・
涙なくしては読めない作品なのだけど、
また いつか遠い未来で、
ｉｆの世界のみんなが 集まることがあるかもしれない。
そんな風にも思える ラストシーンでした。
ハッピーエンド
だね。
最後に、何度読んでも 大好きな作品で、
きっと、読むたびに、作者様のことも思い出すでしょう。
何度でも、
藤原ここあさまのご冥福を
いつもお祈りいたします。