13年生 卒業式 Abschlussfeier | スイス シュタイナー学校の日々

スイス シュタイナー学校の日々

シュタイナー学校での体験をまとめています。

卒業式前日に卒業旅行から戻り、当日卒業式は18時から始まりました。

式の進行は卒業生と先生達です。

 

18時すぎ、生徒の1人が舞台に出てきてバイオリンでMatura試験で演奏した「SummerTime」を奏でました。

 

それから進行役の男女2人の生徒が出てきて開会宣言をします。

4年間の思い出や、Matura試験に合格するまでの日々、「ここに立つのが今日で最後なんて実感がないし、そう思うとすごく寂しいけど、今は卒業式後のパーティーの事で頭が一杯!」など話してくれました。

女の子の方はすごくお茶目で「先生達が助けてくれなかったら、あたしなんてここにこうして立つことはなかったでしょうね~、はい、先生達に拍手ぅ~」と言って笑わせてくれました。

 

その後13年生を担当した先生達とゲーム大会が始まります。

先生達は何をやらされるか全く知りません。

 

数学の先生達には数学の問題、

 

ドイツ語の先生達は即興ポエムを披露、

 

フランス語の先生達はラップの歌詞の早口言葉対決、

 

音楽の先生達はカラオケ、

 

美術の先生達は向かい合う先生の似顔絵を描く事、

 

英語の先生達は即興寸劇をしました。

 

その後13年生の先生代表で我が子の担任の先生が祝辞を述べました。

真面目に話していたのですが、最後の最後に「まじっでお前たち最高だわ!」とやんちゃな顔をのぞかせて、やりきったようでした。

 

 

そしてクラスごとに壇上で先生から生徒一人一人にMatura試験の合格証とバラの花を1輪授与されました。

全部渡し終えてから「名前呼ばれてない人いる~?」と確認され、「はーい」と手を挙げる生徒がいて本当に面白いです。

 

そして最後の最後に我が子が舞台に上がりMatura試験で歌った「愛の讃歌 Hymne à l'amour 」をフランス語で歌い、卒業式は終わりました。

我が子から歌う事を聞いていなかったので、びっくりして隣に座っている主人を見たら号泣していました。

 

よく笑い、涙するとても良い卒業式でした。

 

式の後は外でビュッフェパーティーをして両親は解散し生徒達はその後、司会をした生徒が貸し切ってくれたクラブでパーティーがありました。

我が子の担任のDJ先生が最高に盛り上げてくれて、みんなで踊り暴れて帰宅しました。