【噂】PS4 NEO： 中間世代の登場は、ソニーにとって意図せざるものだった？

PS NEOについて、ソニーが新型のPS4をリリースすることを狙ったわけではないことを示唆する噂がある。そうではなくAMD内での変化により、ソニーはより低い生産コストの新型のハードを採用することを余儀なくされたのだ。

この推測は、RedditのFlight714氏による、最近噂になったVR Worldの記事の分析から来たものだ。証拠はないが、このポストの議論には興味深い指摘が含まれている。

少々技術的な議論になるが、この話は次の点にかかっている。つまりAMDは、PS4の28ナノメートルの平面型トランジスタではなく、新しい14ナノメートルのFinFETトランジスタをサポートするために、生産工程を合理化する準備をしているという事実にだ。通常であれば、ソニーはダイを微細化する技術を、既存のチップのサイズを縮小し新しいものにするために用いたはずだ。だが今回AMDは、このシフトを新しいZEN-CPUの展開とセットにしているものと伝えられている。

この噂によれば、AMDのこの姿勢はソニーを難しい立場に追いやっている。PS4の生産を継続するためには、ソニーはカスタムチップの生産ラインを一本丸ごと立ち上げるか、さもなければAMDの新しい標準に乗る、どちらかを選ばなければならないためだ。前者であれば重いコスト負担と手間が必要になるため、後者のハードウェア･アップデートが選択されたというのだ。結局のところ、ソニーの投資家は誰も、サポートしているブランドに無駄なコストが発生するのをを見たいと思ってなどいないだろうから。すべてのPS4向けゲームはどちらのハードででも実行できるが、全体的なパフォーマンスの点で、NEOは少々高い性能をもっているのだ。


NS：　designntrend　　PlayStation Neo Rumor Says Lower Console Production Prices Forced Sony To Make A New PS4

みらい的コメント： あくまでもFlight714氏による推測。 だがこの記事が興味深いのは、NEOが発売される理由の説明を試みていることにある。 NEO最大の謎は発売時期でも価格でもなく、発売の理由だからだ。 この説はまた、MSにも（たまたま同時期に）中間世代が登場するとの噂についても一応の説明を与えてくれている。これもまた興味深い。