先日の記事ですが、退院後しばらくは感じなかった症状が現れてきました。

 詳細は、この記事です。

 

 

 本日時点で、ここのところ約1ヶ月くらい続いた、胸のむかつきや手脚の弱い痺れがほぼ消失しました。

 症状は2、3日前に完全になくなったんですが、残念ながらほんの少しだけ復活しました。とはいえ、日常生活では全く気にならなくなりました。

 

 ということで、残すところは起立時の頻脈です。これはなかなか変化がありませんね。

 

 僕は現金なもので、入院しているときは、「退院して家で暮らすことができれば、あとはなんでもいい」くらいの気持ちだったのが、ある程度回復してくると「まだここが治っていない」と不満になる。健康のありがたみを軽んじているわけではありませんが、ここまでくると完全復活を目指したくなってきました。

 

 この病気は回復期に、どの症状に対して、どのようなリハビリを、どれくらいやればよいか、といった方法が確立されていない(少なくとも僕はそう感じています)と思います。

 

 だから各々が思うがままに、良くなりそうだと信じて、ある人はたくさんリハビリに時間を費やし、またある人はなるべく安静にして過ごします。それらの方法が患者にとって本当にベストであるかは医師にもわからないと思います。

 

 ですから僕は診察時になるべく詳しく経過報告をします。僕ひとりという数少ない症例かもしれませんがそれが積みあがって、その結果、これからこの病気を患ってしまう人たちが少しでも早く、多くの症状が回復する未来ができれば嬉しいと思っています。

 

 あとは、治療費について公的支援があればなと思います。この病気は比較的予後が良好とされてきましたが、最近の研究資料などでは、必ずしも予後が良好ではないという論調が強まっています。また、治療費がどうしても嵩んでしまう点は考慮されるべきだと思います。発生頻度が極めて低いが、治療費が高額となるということは、まさに保険制度が救うべき領域のように思います。

 

 何を書きたいのかがわからなくなってきましたが、順調に回復したことにより、これまでは小さく感じてきた不満が大きくなっているのかもしれません。

 

 次の投稿では、「完治しました」と言えるよう、もう少し頑張ってみます。