ギラン・バレー症候群、フィッシャー症候群を発症してから3ヶ月と2週間が経過して、自分なりにはかなり満足のいく回復となっています。仕事をすること、車で出かけること、外食をすること、お酒を飲むこと、日常生活に必要な全身の動作、に困ることはなくなりました。

 

 その一方で、回復が進むにつれて、これまではあまり目立たなかったことが気になるようになりました。

1.胸の違和感

 現在は不定期に訪れ、2、3日続きます。苦しいということはなく、緊張しているときのような胸の違和感があります。

2.太ももの違和感

 胸の違和感と同じタイミングで訪れます。こちらも痛みやしびれといった苦しさはありません。

 

 次の診察のときに医師に聞いてみますが、僕の推測では、これが原因なのでは?と思っています。

・自律神経障害

 胸と太腿の違和感は原因が同じではないかと考えています。その理由はこんなところです。

 ①回復しつつあるも頻脈が継続していること

 ②胸と太腿の違和感がほぼ同時に訪れていること

 神経の再生はかなり時間がかかるようですので、自律神経障害の症状は、筋力低下を要因とする他の症状より回復が遅くなる?という点からの推測です。その推測は「脈拍が少しずつ落ち着き始めている(低下している)ことに連動するように、1.と2.が訪れる間隔が長く、そして症状が出ている期間が短くなっている」ところから関連性があるのでは?と考えるようになりました。

 この推測が合っていれば、このままビタミンB12の服用を継続して自律神経を回復できれば、両方一緒に回復できるのでは?という希望が持てます。反対に、自律神経の回復がうまくいかなければ、相当長期的に付き合っていく必要があるような気がしています。

 

 思い起こせば退院して自宅に帰ったとき、一歩外に出ればヒドい複視と歩行のふらつきで運転はおろか生活のための行動にも不自由していました。そのときと比べて、現在はこの病気を発症する前にできたことは全てできます。時間がかかるのは覚悟していますが、将来、回復できた症状と同じように「そんなときもあったな」と思える日がくることを楽しみにしています。