明日から2日間の日程でオープニングガイダンスが開催される福島第1期ですが、ブログでも改めてで採択された社会起業プランをご紹介します。
今期は4件の社会起業プランが採択されています。
福島県内で1000人規模の雇用創出を目指すものから、「あかべこ」をフューチャーした観光事業まで、ユニークなプランが揃っています。
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【採択社会起業プラン その1】
「あかべこに惹かれてやないづを歩こう」(起案者: 長谷川 早代子)
起業予定地域: 河沼郡柳津町及び周辺地域
「あかべこに惹かれてやないづを歩こう」は、幅広い年齢層の観光客のニーズを満たすようなユニークな町歩きコース等を、双方向のコミュニケーションを得意とする旅先アドバイザーが提供することで、あかべこ伝説の紙芝居化や古民家等、虚空蔵菩薩やちょっと変わった温泉など、柳津町の面白さ・魅力を観光客により深く伝え、リピーターを増やすことを目的とした社会起業ブランです。
【採択社会起業プラン その2】
「スマートフォンを利用した領収書データ作成代行サービス」(起案者: 鹿嶋 健介)
起業予定地域: 東京(将来的には業務拡大に伴って福島県内に拠点を設置予定)
この事業プランでは、個人事業主(例えば、プログラマー、クリエイター、さまざまな士業、飲食店経営者など)や10人未満の小規模法人をターゲットにした領収書データ作成代行サービスにより、福島地区で1000人規模の雇用創出を目指します。雇用の主たる対象は地域の主婦であり、彼女たちを中心として就労者を増やすことで地域における世帯あたり収入を増やすことが見込めます。
【採択社会起業プラン その3】
「スマートフォンアプリによるいわき市内の情報発信」(起案者: 久野 雅己)
起業予定地域: 福島県いわき市
インターネットでの情報発信に苦慮するいわき市の観光施設や商店の情報発信をスマートフォンアプリを使って支援することで、停滞するいわき市の経済状況を改善し、観光客を呼び戻し、いわき市全体の活性化を目指します。アプリの認知度にあわせて事業規模を拡大し、将来的にはアプリの担当者を地元いわき市で育成し、雇用を創出します。
【採択社会起業プラン その4】
「ビデオマニュアル作成事業」(起案者: 内野 良昭)
起業予定地域: 福島県福島市
放射性物質によって外出が制限される人びとに新しい在宅ワークを提供する事業モデルで、シニア層やITが不得手な層のために、メーカーが作成するマニュアルよりも分かりやすいスマートフォンやスマートフォンアプリのビデオマニュアルを制作します。在宅ワーカー側には、自宅で仕事をして収入を得られるというメリットの他に、最新のITテクノロジーやノウハウに触れることで将来的に仕事の幅を拡大できるチャンスも提供でき、ビデオマニュアルを活用するエンドユーザーにとっての利点も大きい事業です。
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