中谷志奈子です。
カスタマイズボディケアやボディセッション、また早田・木脇担当のお任せを行う際、先にヘッドスパをする時があります。
それはなぜですか?と聞かれます。
普通オイルトリートメントは足からする事がほとんどですけれどもカスタマイズボディケアの場合はお客様の身体の状態でスタートを決めることがほとんどです。
ではなぜ頭から触るの?
なのですが
「脳の過剰興奮を抑えるため」です。
実は身体は脳の信号で身体の癖を作ります。
歪みも、筋肉の張りも、痛みも。
よくある顎の食いしばり。
これは過緊張が引き起こしています。
なんでそんなことが起こってしまうのか。
脳の興奮が筋肉の柔軟性を失わせる理由をわかりやすく説明しますね。
脳の興奮信号が筋肉を固くする
人間の身体は、筋肉が伸び縮みすることで動いています。この伸び縮みは、神経と筋肉の相互作用によって制御されています。
通常、筋肉は柔軟であり、適切な神経信号が送られることで正常に動作します。
しかし、脳の興奮が過剰な場合、筋肉は過度に刺激されることがあります。
この過剰な刺激によって、筋肉が過度に収縮し、柔軟性を失うことがあります。
つまり、筋肉が常に緊張状態にあり、伸びることができなくなります。
この状態では、筋肉が正常に動くために必要な柔軟性が失われるため、身体の動きが制限されます。
また、筋肉が常に緊張しているため、痛みや不快感が生じることもあります。
したがって、脳の興奮が筋肉の柔軟性を失わせる主な理由は、筋肉が過度に刺激され、常に緊張状態にあるためです。
筋膜も筋肉もストレスで痛みが誘発される。
ストレスや運動不足などによって筋肉が過剰に緊張すると、その周囲の筋膜も同様に影響を受けます。
筋肉が長期間緊張し続けると、筋膜もその状態に適応し、緊張した状態を維持しようとします。
この過剰な緊張によって筋膜が痛みを感じることがあります。
筋肉と筋膜の両方に痛みを感じる受容体が存在しますが、一般的には筋膜に痛みを感じる受容体がより多いと考えられています。
筋膜は、身体の構造を支える結合組織であり、さまざまな運動や日常的な活動において負担を受ける傾向があります。
そのため、筋膜には痛みを感じる受容体がより多く存在し、筋肉よりも感度が高いと考えられています。
特に、筋膜は筋肉や神経を包み込んでいるため、外部からの刺激や内部からの異常な刺激に対して感度が高いです。
例えば、炎症や損傷が筋膜に影響を与えると、痛みを感じる受容体が反応し、その結果として痛みを感じることがあります。
一方、筋肉にも痛みを感じる受容体が存在しますが、筋肉はその主な役割が収縮や弛緩などの運動に関連しているため、筋膜よりも痛みの感度が低いと考えられています。
ただし、筋肉にも痛みを感じる受容体が存在し、過度のストレスや緊張、損傷などによって痛みが発生することがあります。
カスタマイズボディケアやボディセッションなどはお客様の状態をみながら施術を組み立てていきますので基本的な流れというのは存在しません。
足から始めるか
背中から始めるか
足首から始めるか
頭から始めるか
色々あるのはそういうことが理由だったりします。
ストレスが多い場合はそのストレスを緩和するために背中や首、そして頭から行うことが多いです。
どんなスタートをするかもちょっと楽しみなカスタマイズボディケアやボディセッション。
セラピストとぜひ一緒に施術のひと時を楽しんでくださいね。
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極楽コース 70分 ¥9,580~
アロマトリートメント 70分 ¥9,020~
フォースカッター 30分 ¥7,700〜
大阪市福島区福島2-8-22 福田ビル501.602
受付は501号室にお越しください。