早田です!
シーズの「"脳休息"ヘッドスパ」が生まれるおおもととなった【脳疲労】という考え方。
先日ワイドスクランブルで特集が組まれたことから、さらに一般的にも“脳の疲れ”という考え方の認知が広がってきています!
という観点でお話ししたいと思います。
まず人間の脳構造を紐解いたときに「大脳新皮質」と「大脳旧皮質」という二大構造が大きな特徴として出てきます。
脳の中心部に近いところに位置する「大脳旧皮質(A)」は・・・感情、欲求、記憶など、本能的な活動に関わる領域です。
その外側をおおっている「大脳新皮質(B)」は・・・言語、思考、社会規範による判断、創造活動など人間固有の発達領域。
つまりというと・・・
↓↓
内側(A)から「〇〇したい!/〇〇したくない!」「これ好き!/これ嫌い!」「楽しい!/悲しい!」「良い!/嫌だ!」・・・など素直な欲求や感覚がわきだしてくる
それを外側(B)の大人な考えの部分が
「今は〇〇してはいけない/今は〇〇すべきときだ」「好きだけどやめておこう/嫌いだけどやっておこう」「楽しいけどここまでにしよう/悲しいけどがんばって笑おう」・・・以下略・・・
など、抑え込む、もしくは鼓舞する役割をしている
といえます。
これによって、私たちは多数の人と関わる人間社会で、ルールに基づいてうまく外側とバランスをとりながら行動することができています。
ですが実は、この「内側(A)と外側(B)の不和(プチケンカ)がたくさん溜まってくることによって、脳疲労状態へ近づきやすくなる」
とも藤野先生は解説されています。
要するに
・〇〇したいけど、今はしないでおこう
・〇〇したくないけど、今はやっておこう
この
・やりたいことをやらない
・やりたくないことをやる
というプチ我慢・プチ強制
が人生の中で増えれば増えるほど、脳疲労の度合いがどんどん高まる、ということなのです。
これ意外に、誰しも日常では無自覚に積み重ねていることが大なり小なりあるものなのですが、
目の前のことをやるのが当たり前になりすぎて、いきなり言われても
どれがそれ???
となるのが正直なところかと思います。
例えば、かなり日常のことでいうと
・「トイレ行きたいけど、あともう一個してからにしよう」
・「この服別に好きではないけど、なんとなく着てる」
・「満員電車嫌いだけど、毎日乗ってる」
・「あれ食べたいけど、高いからやめておこう」
・「疲れて体痛いけど、マッサージ高いから我慢してそのまま仕事行こう」
・「この仕事かなり退屈(苦痛)だけど、時給のためにやっておこう」
・
・
・
などなどこれらの小さな我慢は全て、脳内・体内でプチ不和=プチストレス=プチ疲労物質
として溜まってゆきます。
さらにもう少し特別な場面で言うと、
・宣伝で見たあのカフェに行ってみたいけど、別に似たものはどこでも飲めるし…高そうだし…自分にはおしゃれすぎるて緊張するし…今日はやめとこう」
・「〇〇さんに会うのは苦手、行きたくないな…でもお付き合いがあるし嫌われたくはないし…とりあえず行っておこう」
・「あの景色のいいとこ・あの歌手のコンサート、いつかは行きたいけど今は大変だしやめておこう」
・
・
・
などなど、
人生の中で自分の欲や、必要な逃避を満たさずに、さまざまな言い訳を与えて(笑)先延ばしにしている案件が増えれば増えるほど、
それもまた“素直な欲求(A)を放置している”
つまり脳の元気から遠ざかる、といえるでしょう。
また、上記のような特別な欲求を満たすためには、普段より大きなエネルギーが必要になります。
↑
そのためのモチベーションや、行動力や、勇気がわかないなあ、と思う時。
これは決して自分を責める必要はないのです。
そんなふうに自分は、脳のエネルギー不足かもしれない、と感じたときどうすればいいのか?
こちらは後編でお話ししたいと思います
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