お醤油作り2021 | Chiakiのおいしいブログ

Chiakiのおいしいブログ

マクロビオティック歴16年、ヨガ14年、永遠の子育て一年生。
できるだけ手作りを心がけた暮らしで、
心と身体をHAPPYに♫

遅ればせながら、お醤油作りの時のことを少し。
 

お醤油の作り方って皆さん知っていますか?原料はなにか考えたことありますか?

日頃からとてもお世話になっている調味料ですが、あまりピンとこない方も多いようです。

だから一回は参加してみたい!って思ってくれる人が多く毎回たくさんの方が講座に申し込んでくれます。

 
掛川市の栄醤油さんをお招きして今年で4年目。
今回は10名の方々と一緒にお醤油を仕込みました。
 
テーブルに乗っているのは仕込み用の瓶、かき混ぜるための木ベラ、塩、栄醤油さんの井戸の水(濾過済み)です。
お醤油を作るためにはこれにもろみが加わります。
 

 

皆さん真剣に聞いています。

手前でお話をしているのが栄醤油の8代目・深谷允さん。

元銀行員で家業を継ぐために脱サラしたのだそうです。

講座後にお醤油を販売するときの電卓の早打ちにはびっくり。

 

 

深谷さんがお醤油のできるまでの工程やお醤油の種類についてわかりやすく話してくれます。

 

そしてお醤油づくり。

瓶に水、そして塩を加えグルグルと木ベラでかき混ぜます。

塩が水に溶けるまで10〜15分くらいかき混ぜていたと思います。

そこにもろみを加えてしっかりと混ぜ合わせたら講座の作業は終わり!

え?もう終わり?

 

いえいえ、ここからが長いんです!1年間自宅で寝かせるのですが、最初の数日〜数ヶ月は蓋を開けてかき混ぜる作業を繰り返すのです。味噌と違うところはこの作業があることと、最後に絞る工程があります。

歩留まりが悪いのでお醤油は作らなくなっちゃったんだろうなあ。4Lの瓶に仕込んで大体2Lくらい取れたらいい方。

 

火入れをしていないから酵素も生きてるし、何と言っても今まで味わったことのないような絶品なお醤油が出来上がります。

言葉が出てこないくらい甘くて香り高くって、毎年作りたくなるようなお味ですが、、、

はっきり言って質の良いお醤油をお店で買う方が安いです^^

 
 
講座後も質問がたくさん出てみんなとても真剣に聞いていましたね。

 

お茶請けで薪ストーブで焼いた焼き芋とお茶を皆さんにお出ししました。

 

 

今回参加してくださった皆さん、お疲れ様でした。

これから1年間楽しくお醤油を育てていきましょうね。