「トイレ掃除をすると運が上がる」

って話、みなさんも一度ぐらいは聞いた事があるのではないでしょうか?

スピリチュアル的な話はちょっと苦手、、、と思われた方も、大丈夫ですよ、脳科学に基づいたお話をご紹介していきます。

 

みなさんは、お掃除が好きですか?

「いや、あまり、、、」

「めんどくさくてやる気出ない」

なんて方もいらっしゃいますよね。

 

実は私も、冬は寒くて水が冷たいし、夏は暑くて汗かくし、、、となんだかんだ理由をつけて後回しにしてしまったりして、まあ、好き好んで掃除したいとは思わないタイプなんです。

 

そんな私でも、たまには重い腰を上げて、窓や、換気扇をきれい掃除にします。すると掃除が終わった後に爽快感を感じ、更にやる気が出て、追加で別の場所を掃除し始めたり、「気持ちがいいから、これからは、綺麗な部屋を維持しよう」なんて決意まですることもあります。

 

掃除をやり遂げた達成感って、気持ち良いですよね。

それに、整頓された清潔な部屋にいるとなんだかスッキリして、ポジティブな気持ちになったりもします。

実はこれは、周りの環境が整ったことにより

脳へ届く情報が変更されたからなんです

 

脳は、五感、いわゆる

視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚

から、無意識のうちにたくさんの情報を受け取っています。

例えば掃除されていないトイレに入って

「汚い」「臭い」

と不快に感じると、脳にはマイナスの情報が届きます。届いたマイナスの情報は、精神の乱れを引き起こし、ひいては健康にも影響することが分かっています。

 

逆に「さわやか」「いい香り」

とプラスの情報を得た脳は、快感を感じて、特定の脳内ホルモンを分泌し、そのことによって、頭がスッキリ明晰となり、健康が促され、行動が活発化するそうです。ポジティブに活動できる人が運を掴みやすくなるというのは理にかなった話ですよね。

 

先ほどは、トイレを例に出しましたが、私たちの脳が、常に大量の情報を受け取り続けていることを考えると、私たちの周囲の環境、特に長い時間を過ごすお家の環境を整えて、脳にプラスの情報を送ることの重要性が分かって来ますよね。

「散らかっている」「暗い」「臭い」「冷たい」「寒い」などを解消して、お家の中でよりリラックスしたいですよね。

 

掃除の効果を理解して、やる気が出たならば、まずは、お家の中で長い時間過ごす場所などから始めると効果を感じられやすいと思います。

 

そして、重要なことですが、掃除・整頓はできるだけ簡単にした方が継続できて良いと思います。

 

ものすごくめんどくさがりの私が、日々、心掛けているお家の3ヶ所の掃除をご紹介します。

一つ目は「玄関」

外から帰って来た時に、ここが散らかっていたり、変な匂いがしたりするとマイナス情報にいきなり晒されます。私は、片付いた玄関に帰ってくると「やっぱりうちはすごく落ち着く」と、思いますし、なんなら、家を出る時も「この家が好き」と爽やかな気持ちで毎朝出発しています。

 

靴は、靴底をぺぺっと軽く拭いて下駄箱にしまい、たたきは水拭きしています。

水拭きは、重曹の水溶液を100円ショップの大きなポンプに作り置いて、雑巾は使い古したタオルを小さくカットしておき、都度使い捨てています。ポンプと雑巾は洗面所の下の引き出しにまとめて入れて置いて、雑巾に5プッシュくらいしたもので手軽に終わらせています。

柑橘系のアロマで、良い香りにしています。

 

二つ目は「トイレ」

先ほどの例にもあったように、マイナスの情報を発しやすい場所なので、毎朝3分ほどでちゃっちゃと掃除しています。

トイレシートでボタンや手すり、便座、便器外、床を拭き、トイレシートを裏返してクエン酸の水溶液を追加して便座裏、便器を掃除します。クエン酸水溶液も100円ショップにある、上からシートで押したら直接出てくるタイプのポンプに入れて、使いやすいところに置いてあります。

便器の中やシャワーノズルなどは、週末に掃除します。

こちらも虫除け効果のあるユーカリ+レモンのアロマで、良い香りにしています。

 

三つ目は「床」

私はリビングにソファーを置いていますが、床に座ったり、そのままゴロゴロするのも好きなので、掃除機はまめにかけます。コードレスのスティックタイプだと、掃除のハードルが下がります。また掃除するために物を退かせるのは面倒くさいので、床には極力物を置かないようにしています。掃除の都度動かすのが面倒くさい除湿機などはキャスターに乗せて転がせるようにして、とにかくストレスなく掃除をできるようにしています。

 

 

3つご紹介しましたが、実は、一つ目の玄関は、サボってしまうことが、まま、あります。

すっごく疲れていたり、雨で靴が濡れていたりなどなど。

それでも、玄関の靴が2足になり、3足目を出すその前には片付けるようにしています。

 

なんといっても、自分が毎日気持ちよく過ごすことが一番大切なので、その範囲内で、できればいいかなと思っています。

 

また、お掃除でご紹介した、重曹とクエン酸の水溶液については、敏感肌の私の手でも手袋無しで使えるので気に入っていますが、お家の内装の素材などにより使えなかったり、傷をつけてしまったりする場合もありますので、ご使用になる際には予めご確認をお願いします。

みなさんは、定期的に歯医者さんへ行かれていますか?

 

歯医者さんと聞くだけで、あの音が思い浮かび、

顔を顰める人もいるかも知れませんね。

 

私も正直、歯医者さんは苦手です。

 

元々は、ずっと同じ歯科にお世話になっていたのですが、

事情で通えなくなり、別のクリニックに通い始めたのですが、

治療後にトラブルが発生したりして、その後、10年以上も

歯医者ジプシーすることになり、色々と大変な思いをしました。

 

今は、知人の紹介により良い先生に出会い、治療してもらって、

その後は、半年に1回、定期検診に通っています。

 

今更ですが、歯の健康は、全身の健康に影響を与えるものだと言われています。

8020(ハチマル・ニイマル)運動

といって、80歳になっても自分の歯を20本以上残そう、という取り組みが

推奨されていますが、現状、80歳以上の方の残っている自分の歯の平均は

13.9本とのデータがあります。

上下半々として、それぞれ7本ずつのイメージです。

 

私達が普段何気なくしている食事で、その間、歯は噛み切ったり、

咀嚼したりと、両顎で健気なほどに大活躍してくれています。

だから、歯の治療などで、左右片方しか使えないと、それだけでも

かなり不便を感じたりします。

 

この歯が減ってしまうと、

生活の質=QOLが低くなってしまうことは容易に想像できますね。

 

私は若い頃に、職場の年配の男性が、

 

「もし何でも願いが叶うなら、他はどうでもいいから、

歯を若い頃に戻して欲しい」

 

と言っているのを聞いて、とても驚いたんです。

そ、、、そんなに?

 

でも確かに、美味しいもの食べた時って幸せな気持ちになりますよね。

美味しく物を食べられる喜びは、他に変えられないものなのかも知れません。

 

もちろん、栄養バランスの上でも、しっかり噛んで、偏りなく何でも

食べられることはとても大切です。

 

また、歯周病は、全身の病気と深い関わりがあることが注目されています。

歯周病の原因菌が糖尿病を悪化させたり、心筋梗塞や脳梗塞を発症させたり、

肺炎の原因になるなどが分かっていて、なんと100以上もの病気と関連がある

とも言われているそうです。

最近では、アルツハイマー病との関連も指摘されています。

 

更に、歯の本数が少ない人ほど、記憶に重要な働きをする、脳の海馬や

前頭葉の容積が小さくなり、認知症のリスクが高まるという研究結果も

発表されています。

 

咀嚼することで脳内の血流が促され、脳が活性化することは衆知されてますし

幸せホルモンであるセロトニンの分泌も増えるので、やはり噛むことは、

心身の健康に大切であることがわかります。

 

他にもスポーツで力を入れる時は、奥歯をしっかり噛み締めますし、

歯って本当に頼りになる存在なんですよね。

もし奥歯がなかったら、ここぞという時に踏ん張りが効かない気がします。

 

だから、今ある歯を一本も欠かさないことを目標にメンテナンスをしましょう。

 

虫歯は初期であれば、治療もあまり辛くなく、費用もそんなにかかりません。

 

定期検診で虫歯と歯周病のチェックと、付着していれば歯石除去をしてもらいましょう。

ホワイトニングなどは、本人が希望しなければする必要はありません。

 

私は、元々、あまり歯が強くなく、日々の雑な歯磨きだけだったからか、

奥歯は治療の跡だらけです。

 

もっと早く知りたかったとは思いますが、でも今気付けてて良かった!とも思います。

だから、もしまだ気づいていない方がいれば、それから、気づいているけど

後回しにしている方がいれば、是非お伝えしたいです。

 

歯のメンテナンスをしましょう!

クリニックが合わなければ、変えましょう。

周りのたくさんの人に、クリニック情報を聞いてみるのもお勧めです。

 

美味しく食べる幸せ、そして、セロトニンも出して

将来にもずっと幸せを感じましょう。

 

 

私たちは、社会生活を送る中で、

職場・学校・PTAなど...何かしらの

コミュニティに所属していますよね。

属性などでその数に個人差はありますが、

みなさんはいかがですか?

 

コミュニティによって居心地も様々で、

本来の自分の姿を、さらけ出せる場所もあれば、

気を張って向かう場所があるかも知れません。

 

同じ趣味の人の集うサークルなんかと違って

職場などでは、人間関係によるストレスを抱えがちです。

 

相手の言動に、不愉快な思いをすることもあるでしょう。

「どうしてあんなことするのだろう」

「そんな言い方しなくてもいいのに」

「どうして理解してくれないの」

なんて思うこと、ありますよね。

 

そして、更には、その相手の個性について、

思いを巡らしてしまうこともありがちです。

「あの人は、意地が悪い人間だ」

「どういう生き方をして来たんだ」

「頭が悪いのかも知れない」

「親の顔が見てみたい」

などです。

 

まあ、最初の感じ方については、

素直に察知したものなので仕方ないと思います。

でも、そこから相手の性格や背景について、

思いを巡らせてあれこれと否定しまうのは、

意識して避けてほしいのです。

 

これは、人の悪口を言ってはいけないとかっていう、

道徳的な話ではないんです。

 

先ほどの例で、嫌な思いをした時に、

まず、相手の現実の言動に反応して、

その後、感情的に相手の人格を否定しました。

でも、後の部分は事実であるかどうか、、、

なんとも言えないんですよね。

 

実は、こういった思考の癖がついてしまうと、

自分自身の自己肯定感を下げることにつながるんです。

 

例えば、あなたが仕事のミスをした場合に、

上司からその不注意について叱責されたとして、

普通は、ミスをしてしまったことを反省し、

落ち込んだとしても、

もう繰り返さないようにしよう、と考えるものです。

 

でも、他人の言動の問題に紐付けて、

その人格を否定する癖がついている人は、

自分自身が言動の問題を指摘された場合にも、

人格を否定された!

と勘違いするようになってしまうのです。

 

そうなってしまうと、

自己肯定感が揺らぐことにもつながりますし、

人によってはミスを軽く注意されただけなのに、

プライドを傷つけられたと

逆上するようなこともあります。

 

脳は思考する時に、他人の事と自分の事を

使い分ける事ができないので、

他人に向けていた思考の癖を、いずれ、

自分に向けても活用するように

なってしまうのだそうです。

 

幸せに暮らすためには、

自己肯定感を守ることが大切なことは、

みなさんよくご存知だと思います。

 

とは言え、とんでもない言動をされたら、

「あの人は本当に性格が悪くて嫌いだ」

なんて、反射的に思ってしまいますよね。

もしそう思ってしまっても、それを反省したり、

ましてや、自分を責めたりなんてしないで下さいね。

「私って未熟でかわいい、伸びしろあるなあ」

でいいです。

 

そもそも、今日お伝えしたことも、

「あなたの小さな幸せの種」ですから、

あなたファーストでいいのです。

 

今日のお話しについて、

そういう考え方する余裕ないなあ

と思われた方もいらっしゃるかも知れません。

その場合は、先に他の種を蒔いて、

心が軽くなって来た頃に戻って来て、

取り組んでいただくのもいいなあと思います。