実は恥ずかしながら、友人関係にある人間の結婚式は初めてなんだ(ずいぶん昔に親戚の結婚式に出席したっきりだ)。
彼とは中学校の同級生で、それからもなんだかんだで関係が続いていた。
披露宴には、当然ながら俺の知らない人ばかりだった。
ヤンキーみたいなやつ、イケてないやつ、年長者、とっても性格の良さそうなやつ。俺の知らない様々な人たちが集まっていた。
披露宴ってのは、主役二人の人生の凝縮だと思った。
友人の人柄がわかるような、素敵な面々が彼を囲んでいる。みんな、素直に二人を祝っていて、何人かは彼のため、あるいは彼女のために泣いていた。
そういう場に呼ばれて嬉しかった。
とても良い日だった。
