今までいろいろな植物の交配を楽しみましたが、今はサボテンに夢中です。

サボテン以外の
ある宿根草でも海外から原種を集めたり、国内に一人だけ優良種を育てている知り合いの生産者から交配種をいただき一生懸命交配をした事があります。
あの時は誰が見ても素晴らしいと思える花を作って普及させてみたいと燃えており、そのおかげで一つだけでしたが素晴らしい花が誕生したので生産者に恩返しのために譲渡しました。
その私交配の花が商品化されて近くの園芸店で並んでいた時は嬉しかったです。

あの時と同じような情熱がサボテンで再び起こっております。


紅鳳丸×広瀬の朝


こちらは3年前に名人から種子をいただいて播いたもの


昨日、いつもお世話になっている広瀬の朝の作出者に恩返しがしたくて、私の作った交配種を送ってもいいですか?

と尋ねたところ。まだ余裕があるから大丈夫ですと言われて嬉しかったです。

私の交配種もお役に立てることはできると光栄です。


Evhinopsis mamillosa v kermesina /17/ long pink red colorful flowers

こちらは近所のサボテン栽培仲間である植物学者からいただいたもの。

紅鳳丸です。

昨日同時に咲きました。


私がよく交配親として使っている

Lobivia pentlandii WR201


ペントランディはトゲが魅力的です。

標高4000m級に生息する高山サボテンですので

慣れてない方には気難しく思えるかもしれませんが、花も美しいので大好きなロビビアです。


Lobivia lateritia v. cintiensis ZJ131


Acanthocalycium kuehhasii WR817b


Lobivia haematantha v. viridis WR709a


これら3つは最も難しいロビビアで

遊びでいろいろなサボテン作ったことありますが、難物として有名なスクレロカクタスよりもこちらの方が難しさは上のような気がします。

国内では見かけないマイナーなロビビアですので難しいという事が知られていないサボテンです。


水と直射日光が大好き

しかし腐りやすい

日焼けしやすい

南米病にかかりやすい

南米病にかかったらほぼ枯死する弱さ

暑さにかなり弱い

肥料をよく食うので毎年植え替えなければ小さくなる


でも


でも花は逸品

これらを綺麗に咲かせるのが楽しくて仕方がありません。


Lobivia jajoiana も難しいロビビアの一つですね。



こちらはスルコレブチア

これがロビビアと交配できるともっと素晴らしい花が作れるのですが。


今直接交配ができないものを間接的に交配をするというやり方に挑戦していますが、果たしてできるのであろうか。