今はマイナーメセンの時期ですが、
たまにはスルコレブチアを紹介します。
私がコレクションしているサボテンの一つです。
海外では愛好家が多く、種子も結構高いのですが、日本ではあまり人気がないように思えます。
ロビビアと同じ南米高山サボテンですが、
小型で派手さも無いですが、一つ一つの花はとても美しく、交配をする必要が全くない程です。
ロビビアを小型にしたような姿は
山野草好きな私には、「ドストライク」級のサボテンです。
コツを掴めば
ロビビアより栽培容易で、南米病にも強く
南米病になったとしても群生して復活しやすいように思えます。
単頭型の難物ロビビアの場合、そのまま枯れる事が多いのですが、スルコレブチアにはそれがないので安心して育てられるような気がしています。
また、暑さにも寒さにも強く意外に多湿にも耐えたりします。
ただ、様々な種があるうえに変異に富んでおり種の名前もコロコロ変わったり曖昧だったりするため、私はロカリティ(生えている場所がわかるナンバー付き)がわかる物を入手しコレクションしております。集めるとキリがないサボテンです。
コツは、成長期に十分日光に当てて風通しよく管理することだと思います。日照が足りないと徒長気味に育って腐りやすいと思います。
根は直根性ですので、根の長さに合わせて小まめに植え替えると成績が良いです。鉢は深い方が良いです。
リトープスやマイナーメセンの栽培に似ているような気がします。
それとレブチア全体に言えることですが、
ハダニに狙われやすい事
定期的な殺ダニ剤の散布が必要です。
寒さ暑さには強いですが、
夏は遮光して水は少なめ
冬は直射日光に十分当てて断水をしています。
ロカリティは
Bolivia : (C'bamba Carrasco Esta Pilancho 2600 m)
ロカリティは
Kayarani, 15km West of Epizana, Bolivia
ロカリティは
Pojo 2km, Carrasco, Cochabamba, Bolivia
ロカリティは
Bolivia : (Ch'saca Tomina Pampas Punta 2200m)
Sulcorebutia tiraquensis RH801
ロカリティは
Bolivia : (C'bamba Carrasco Epizana 2900 m)
ロカリティは
3km after Santa Rosa, Cochabamba, Bolivia 1800-1900m
ロカリティは
Halfway between Torotoro and San Pedro, Charcas, Potosi, Bolivia 3100m
ロカリティは
Cochabamba, Cochabamba, Bolivia
ロカリティは
Bolivia : Chuquisaca (Presto, 2800m)
みんな海外から輸入した種子から育てたものですが、実は今年も200種類位購入して、殆どが播けず冷蔵庫に保存中です。来年は全部播く予定です。
でももうハウスは建てれません。