ロビビアの大敵
南米病
成長点付近が黒く変色し
かさぶたのようになっていく症状
南米高山サボテンに起こりやすく、
実生2年目くらいから症状が出始めます。
原因は解明されていないそうですが、
ホウ素など微量要素欠乏による成長障害と考えられています。
最初は私もそう思い
我が家では牛糞堆肥を3割配合し
根が微量要素を吸収しやすい弱酸性になるように
赤玉土と鹿沼土主体で、その上
共生菌も入れて根が張りやすい土壌作りをしております。
それでも、南米病は多発し症状が酷いと枯れてダメになってしまいます。
特に我が家では夏に多発しており、
日本の夜温の高さに関係があるのではないかと考えました。
我が家は風を思いっきり当てるように育てています。そして夏の間は成長させないようにしてしまおうと思い休眠をさせました。
夏はなるべく屋外の雨の当たらない軒下へ
ハウスに入れてあるのは、雨の日以外大開放
おかげで南米病は減りましたが、
今年の夏は夜温が25度を下回ることがあまりなく、熱帯夜だったためlateritia はかなりの南米病が出てしまいました。
そしてトドメは
根が乾燥しきって秋になっても動かず
完全に成長を止めてしまいました。
徒長させてもいいので
休眠中も水はやるべきだったと後悔。
やっぱり
標高4000m級に自生する
Lobivia lateritia は難しい!
でもそれが楽しい。
きっと来年も種を輸入するでしょう。