Helleborus multifidus hercegovinus
丸弁選抜
Helleborus liguricus
丸弁選抜
最近は自家採取が多いですが、
数年前までは、毎年海外から種子を導入して
開花すると、その中から選抜していました。
このように丸い弁を残して
それを交配親に使って、自分好みの花も作っていました。
最近はサボテン増えてきて数は減らしましたが、
ピークの時期は原種だけでも年間1500株作ってました。
これだけ作っていると、ちょっと変わった個体が出たりします。
少しの変化でも見逃したらいけないと思い、それらを交配しました。
一代(F1)ではほとんど性質が現れないのですが、隠れた遺伝子を信じてF2で表に出したりして改良して楽しみました。なかなか思いどおりにはいかないですが、成功した時はとても嬉しいものです。
一度成功すればそれを固定化したり、さらなる改良を狙います。
今日はニゲルの三段咲が咲いていました。
別の変化咲きをかけたい所ですが、すでに昨年別の三段咲きでやっていますので、今年はローズニゲルと交配して親株用を作ろうと思います。(F2で化かします。)
水曜日に休暇を取って
クリスマスローズ栽培者訪問します。
まだ開花はこれからっておっしゃってましたが、
この写真のニゲルを超えるレベルのものや
秘密の花など
凄いのばかりです。
今年はどんな花を見せてくれるのかとても楽しみです。
栽培者の了解が得られたら写真載せようと思います。