今の時期、マイナーメセンの開花はありますが、
サボテンは休眠中なので、
これからは第3の植物を紹介していこうと思います。

Helleborus niger
普通の花ですが、ぼちぼち開花が見られます。

クリスマスローズです。

私は周りの環境に恵まれているので、我が家では自分好みのクリスマスローズがたくさんあります。

世界中で2番目のレベルの栽培者が近くにおられるので、2月になるとその栽培場に行くのが日課になっております。
しかし、その方もご高齢であり、年々規模が縮小され、また、今年の開花が非常に遅くなるということでした。早咲きのニゲルさえまだ一つも咲いていない状況です。

私がレベルが一番だと思っているのが埼玉の生産者です。
直接なつながりがないので、名前を勝手に挙げたら失礼なので伏せますが、圧倒的な交配レベルと栽培技術なので一度は行ってみたいです。

私はというと
交配レベルはまったく下なのでお恥ずかしい花ばかりですが、栽培経験は長いので栽培についてだけはちょっと自信があります。

花は地味なものばかりですが、私が栽培しているクリスマスローズを花サボテンの開花シーズンまで載せて、寂しい冬をしのごうと思います。

では早速

Helleborus multifidus sp. hercegovinus
ボスニア原産
昔、海外から種子を導入して兄弟同士で交配したものです。
タネを播いて6年目だと思います。
鉢は8号のロングスリット鉢。
今は地味ですが、花が終わった後に出てくる葉がとても美しいです。


Helleborus liguricus
イタリア北西部原産
咲いたばかりですが、かなり良い香りがします。
心地よい香りです。

我が家のクリスマスローズは原種が主体です。
タネを毎年1000粒以上播き
その中からいいものだけを選抜で残して楽しんでいます。

種まきが主体ですが、
輸入株もあります。

開花を期待していましたが咲かなかった・・・
かなり残念!
Helleborus abruzzicus double WM1335
イタリア原産
こちらはイギリスの学者にお願いして送ってもらいました。
彼のイニシャルWMのナンバー付き


交配株も少しあります。

お庭に咲くクリスマスローズ
クラピア(イワダレソウ)に浸食されてますが、咲いてます。
下を向いて咲くので、このように持ち上げて花を確認
これは私が交配した花ですが、ごく普通の花が咲きました。お気に入りの花は勝手に名前をつけてますが、これは失敗作なので名前はありません。

これも私が交配して作ったものです。
名前は地味です。「70番」

輝いているような発色でお気に入りです。
毎年たくさん咲いてくれますが、今年も花が楽しみです。

今年はどんな花に出会えるだろうか。