植物を発送するのが大の苦手なので、
あまり皆様へお送りする機会はありませんが、
何かのご縁でお嫁に行ったロビビアたちのために、私流栽培法をお話ししたいと思います。

ただし、育て方は環境により全然違いますので、参考程度にしてください。

ロビビアは経験上、育てやすい種類と
育てにくい種類があるようです。

我が家のロビビアは全て以下のような育て方で
育てにくいと思われる種類も簡単に育てることができました。
これは私が長年(ブランクは長いですが)栽培して失敗を繰り返した成果だと思っています。

私はロビビアの他にリトープスを少し実生から栽培していますが、リトープスの方が簡単です。

まずは、
1.播種~1年生までの栽培法
(春~秋)
私は5月の連休明け~6月中旬の間にタネを播きます。用土は目の細かい物が良いです。
できたら元肥あった方がいいです。
表面にコケが生えやすくなるけど、殺菌剤を定期的に散布(最近はオーソサイド)すれば良いです。
秋まきは、我が家の無加温環境(氷点下が長時間続く)では、まだ極小サイズの苗は耐えることができないからです。
冬になるまでに腰水状態でなるべく大きく育てるようにしています。直射日光には全く当てないように管理をしています。小さな苗は直射日光に弱いです。かなり徒長します。
徒長しても気にしない方がいいみたいです。
風通しの良い場所で育てます。
(冬)
冬は最低温度が氷点下になるような時は(ほとんど毎日)やや土を乾燥状態で凍らないようにします。氷点下にならないときはチャンスだと思い、底面から水をしみこませます。
大きな苗になっていればその次の日に氷点下になっても耐えれます。(小さい苗はアウト)

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Lobivia pentlandii WR201 約1ヶ月目

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Lobivia pentlandii WR201 約半年

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Lobivia pentlandii WR201 約7ヶ月目

2.実生1年目以降の栽培法

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生育よければ、1年経つとこの大きさになります。

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そしたら植え替えます。
私はこの大きさ以上になるまで植え替えをしません。
用土は変えます。
用土はこんな感じです。
赤玉土(小)4
日向土(小)1.5
鹿沼土(小)1.5
牛糞 2.5
ゼオライト 0.5
ポイントは牛糞です。肥沃な土がいいみたいです。
元肥としてマグァンプKも入れます。

ただし停滞水が嫌いなので、風通し良く管理します。
ここから徐々に直射日光栽培に変えていきます。
直射日光で風通し良く
これで用土を早く乾かすような管理をします。
目標は、
早く乾かし、水やり多く。
停滞水は絶対にダメです。
夕方に水やりをしていますが、
次の日が雨や曇りの日は与えないようにしていました。
ただし、天気予報が外れる事もありますので、要注意です。(迷った時は与えない方がいいかな?)

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Lobivia pentlandii WR201
植え替え2ヶ月後(種まき後1年2ヶ月)
徐々に直射日光栽培で徐々が長かったのか徒長してます。

Lobivia pentlandii WR201
植え替え7ヶ月後(種まき後1年7ヶ月)
混み合ってきたら植え替えです。

Lobivia pentlandii WR201
植え替え8ヶ月後(種まき後1年8ヶ月)
第2回目の植え替えを行いました。
この辺りから水を少なめにして締めていきます。

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どんどんいい形になっていきます。

そして

種まき後2年目で

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このようなかっこいい姿に!

来年は花が咲くと思います。
花の咲かせ方です。
・冬は水を与えない。ただし天気の良い日に霧吹きすると良いかも。
・直射日光に十分当てる
・氷点下を経験させる。屋外で雨や雪が当たらない場所。欲を言うと無加温ビニールハウスが便利
・春になったら徐々に水を与える事


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これは別の種のpentlandiiですが、
最高に美しいです。


どれも素晴らしいロビビアだと思います。


まとめ
・停滞水が嫌い
・風通し良く
・1年目以降から直射日光
・冬は氷点下体験させて花を咲かせる

こんな感じです。

レブチアもロビビア同様の育て方で我が家ではokです。
少しは参考になるとありがたいです。