私が小学2年生の時の夏休み
大昔の話です。

家から車で1時間の山奥におじいさんの家がありました。
夏休みは家の前の川で
オイカワ(ハエ、ハヤともいう)を捕まえたり、カワニナやタニシを取って食べたりし、
裏山にはカブトムシやクワガタムシを捕まえに行って楽しんでいました。

しかし、私の一番の目的は、庭に植えられていたインドハマユウです。
おじいさんが昔戦争中海外からタネを持ち帰り播いて育てたそうなんです。

おじいさんに毎年、ちょうだい!
と言うのですが、
おじいさんは「今の時期掘ると枯れるから冬来なさい。」と言うのです。

私がダダをこねていると
「これで我慢しない」
とセンペルビウムを代わりにくれました。

冬は豪雪地帯のため持って帰ることができません。

それから私が小学6年の春にやっとで手に入れることができました。

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おじいさんがくれたインドハマユウ
今の時期、毎年咲いてくれます。

今はその家もありませんが、

咲くといつもあの頃を思い出します。