いつかは引退する時が来る。
 何事においても、ちょうど良い潮時ってのを考えてしまう。

 今年、目の病気を患い手術をしたが、色々と不具合が出てきて、本を読むのがつらくなってきた。
 パソコンやタブレットなどは平気なのだけれど、アナログな印刷物が読みつらく、参考書や問題集を読むのに一苦労する。
 受験するのも、これが限界なのだろう。
 それに、使うこともない国家資格を取ってもね…
 ちょうど良い潮時なのだろう。

 仕事もいつまでも昔みたいに、頑張らなくてもよいのかもしれないと思った。
 だから最近は、けっこうお店を休んで、仕事時間を他にも使っている。
 そうやって余暇を過ごしても、もう罰は当たらないだろう。

 定年もないのだから、こうして潮時を探りながら仕事をするのも悪くはない。

 競技ダンスも、競技人口がかなり減っており、将来は田舎での開催自体が成り立たなくなってくるだろう。
 恐らく、田舎で開催が可能となるのは、後5年〜10年ぐらいだろうと予測する。
 都会に出ないと競技ができなくなるなら、僕には競技を続けるのは無理だ。
 競技ダンスも数年後には潮時を考えないといけないだろう。
 
 そうやって一つ一つ終わっていくけれど、次に進むステージを考えるより先に与えられた。
 先輩方をさしおいて、なんで僕がトップに立つのだろう?という疑問は残るけれど、何か意味があるのだろう。 
 今から、ダンスの先輩方を巻き込んで、ちょっとやってみようと思っている。
 人生、まだまだ成すべき事ってある。

 爾今生涯(じこんしょうがい)という言葉がある。
 人生をどこで区切っても、そこがスタートになる、人生は これから先にある…という意味。