村上春樹の強さについて | ネット古書店 シロクマ堂のせどり日記 

村上春樹の強さについて

時間があいてしまいましたが、サイドバーのRSSおよび、文庫関連のRSS情報を更新してみました。


一週間たつと、ベストセラー情報にも少し変化が見られます。


今週は、エルサレム賞を受賞した村上春樹作品がランキングを上げています。


すでに発売されてから何年も経ち、何百万部も売れている本なのに、


まだまだ売れる余地があるというところが凄いところです。


当ネット古書店シロクマ堂からも、何点かお買い上げがありました。


ありがとうございました。


そのうちノーベル賞(!)をとるだろうとすら言われているのに、


この驚きのポピュラリティ。


村上春樹の本は、普通に読むのに使える(?)他、


バッグやかばんに忍ばせてクレバーさを演出する小物としても


使えるかもしれません。


たとえば、はじめてのデートで待ち合わせしているカフェで


先に到着して読んでいる本、なんて使い方です。


ただし、若い人限定。


ある程度の年齢になったら、


カフェで村上春樹を読む、というシチュエーションは


青すぎるでしょう。(特にデートの演出としては・・・)


私なら、こんな本を読んでいる人が好ましいです。


世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)/村上 春樹

意味がなければスイングはない (文春文庫)/村上 春樹

自分の趣味、ということですが。



ノルウェイの森  とか 風の歌を聴け


だったら、ちょっと初心者っぽすぎるでしょうか。。。


個人的には、村上春樹が音楽について書いたものが好きですね。

ポートレイト・イン・ジャズ/和田 誠


は、何回も読みました。

あ、文庫になっているのは知りませんでした。


(ブックオフでは、見かけないので)


ポートレイト・イン・ジャズ (新潮文庫)/和田 誠

大きい版のほうが、イラストが楽しめますが、
手軽に楽しめる文庫版も良いですねえ。